○○先生
いつもお世話になっております。
広告掲載紙が無事届いてなによりです。
また、お忙しい中、早速のラフ画データも大変ありがとうございました。
どれもみな一目見て声を上げそうになるほど素敵なものばかりでした。
先日も書きましたが当職は、相手からいただいたアイディアは残さず使い切るタイプです。
これからまた季節ごとにすべて活かして行きたいと思います。
お言葉に甘えてあつかましく二つお願いなのですが、(本市の観光名所の)浮見堂が背景の画を、残暑の装いに修正していただきたい(次の回に使えるように)のと、もう一枚ほど、夏のものをいただければ嬉しいです。
前者は、男のコはこのまま、女のコはTシャツに薄手のパーカ、といった風に。
急ぎません。お手すきの時で構いません。
どうぞよろしくお願いします。
今回の先生の作品は、全盛期の「MCシスター」(RIKACOや今井美樹や有森也実が駆け出しのころ)の表紙を眺めているような錯覚を覚えました(※私なりの最高の称賛です)。
福祉系の大学に通う娘が、相談業務の講義の中で、クラスメートと二人一組になり、相談者と担当者の役柄を交互に行なう演習があったのだが、うまく行かなくて二人とも泣いてしまった、と話してくれた。
それはそうだ、と内心思った。
貧困も死も、遠い中東かアフリカかどこかにある未知のものだろうし、ちやほや甘やかした記憶はないものの、とにかく丁寧に育てたからもちろんDVなど見たこともない。そこからのスタートだものね。大変だろうけど、頑張りなさい。
メアリー・マッカーシーの「グループ」は東部の名門女子大ヴァッサー大学(大山捨松やフランス留学前のジャッキー・ケネデイも在籍)を卒業した8人の女性たちのその後を扱った長編小説。シドニー・ルメット監督、キャンディス・バーゲン主演で映画化されている。
VHSビデオが市販されていたらしいが、僕は中学の頃に一度テレビで観ただけで、CMでコマ切れだったからか、ルメットの凡庸さのせいか、あまり内容は覚えていなかった。それが、ずいぶん経ってから古書店で原作本を購入して読んだところ、設定が世界大恐慌後の1930年代と古いのだけれど、とても面白かった。
ただ少し残念なのは、ヒロインたちの人生がおもに夫次第なこと。さらに残念なのは、われわれが生きている世界が、もう21世紀だというのに、そこがあまり変わっていないことだ。僕もたぶん残念な夫の一人だろうけど。
そこがどうしたら変わるのか、僕は答えを持っていないが、娘にはそうあって欲しくないと願っている。自分の車のハンドルは自分で握って欲しいし、自分の人生は自分自身でハンドリングして欲しい。歯を食いしばって、泣きながらでも。
地元紙が企画した介護サービス法人特集の盛夏の広告へ、当法人はまた本市出身で在京のプロの漫画家さんに依頼したイラストを掲載しました。
今回は、平成の終わりに開通した気仙沼大島大橋を描き込んでいただきました。「おかえりモネ」にも登場した、市民自慢の新名所です。
廃版の噂もあったクラウンの新型車が、トヨタ社長のいつもの珍妙なプレゼンとともに発表されたのだが、そのまさかのデザインに、(悪い方に)驚いた。
この新しい車は一体誰に向けたものなのだろう。
たまたまだがこの日は父親のクラウンセダンを車検に出すことになっていた。
父親はクラウン乗りで、憶えているだけでも3世代乗り継いでおり、その前は日産グロリアだった。
80代半ばになった父親にはもう廃車にして免許も返納してもらいたいのが本音だが、とにかくハンドルを握っているのが好きだったひとから車を取り上げるのも気の毒で、内心今回だけだと目をつぶることにした。
このトンデモデザインを見て、ふと思った。
僕のハチャメチャな輸入車ライフは、駐車スペースの隣に落ち着いた歴代クラウンがいつも鎮座し続けていたことで中和されていたのかも、と。
サーカス団長か、シェイクスピアの狂言回しか。まるで似合っていない大仰なプレゼンは
そろそろやめた方がいい、と忠告する社員はいないのか。
前も後ろも違うのだが、横から見るとなんとなくジャガーに似ている。
今回の参院選でもたくさんの万歳を見た。やはり所作はきれいなほうがいいな、といつも思う。
いきなり目に入ってきたのは、この発声の方のど迫力。よほど嬉しかったのでしょう。候補者の奥様も思い切り万歳してるな、と思ったらー。
今はこんなやり方もあるのですね。↓
ナカソネさんはさすがの美しさ。うしろのアンパンマンも毎回きれいにキメている。
ハマダ元防衛大臣は風貌からか万歳にもユーモアが感じられる。
↓これなんか、とてもチャーミングですよね。全身で喜びを表していて。
ここからは悪い例。
オザワ王国を倒して嬉しいのはわかるけど。隣の財務大臣は余裕というか、自然体だ。
これまで見た中で最低ですね。南部のひとは慎み深いと聞きますが。