1次速度過程・・・ 体内の薬の量に比例して体外に消失。消失速度は体内薬物量に比例し、血中濃度は投与量に比例して上昇、半減期は一定値。投与量が2倍になれば血中濃度が2倍になってるかが目安。
ゼロ次(非線形)速度過程・・・ 体内に薬がたくさんあっても常に一定の量しか消失していかない。消失速度は体内薬物量に関わらず一定、血中濃度は投与量比以上に上昇、半減期は体内薬物量により異なる。投与量が2倍になれば血中濃度が2倍以上になってるかが目安。クリキシバンカプセル、イトリゾール。特に有名なのがアレビアチン、ヒダントール。しかし、投与量が多かったり、代謝酵素を共有してるとアスピリン、ブルフェンでも起こる。ミカルディスカプセル(胆汁排泄型持続性 AT1受容体ブロッカー)では、Cmaxが、20mgで34ng/ml、40mgで79ng/ml、80mgでは366ng/mlになる。(40mg以上では非線形を示す為に肝障害があれば最大投与量が40mgに制限されている)