月経困難症スコアがあります。
まずは、これで確認してください。
*一番最近の生理で月経痛が
- 無し 0ポイント
- 仕事に若干支障あり 1
- 仕事に支障あり 2
- 1日以上寝込む 3
3ポイント以上で治療開始になります。
月経困難症のタイプ
- 器質的月経困難症 ・・・子宮内膜症、子宮筋腫など器質の異常
- 機能的月経困難症 ・・・子宮にも卵巣にも器質的な異常がない。婦人科的に異常なし
*10代の女性の大半は機能的月経困難症です。
生理の生涯回数
少子化もあり出産回数が現代は少ないです。昔は、生理回数が約50回程度ですが、現代は約450回程度と10倍近くの回数があります。
それに伴い、女性の70%程度が月経痛で悩んでいます。
月経困難症の治療
- 鎮痛剤 ・・・ ロキソニン、ボルタレン、イブプロフェンなど
- 低用量ピル
- 漢方薬 ・・・ 当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、女神散、桂枝茯苓丸、加味逍遥散など
お気軽にご相談ください。(飲まれています薬、サプリ等ありましたらあ一緒にご持参ください)
低用量ピルの種類
低用量ピルは、黄体ホルモンの種類によって、第1世代、第2世代、第3世代、第4世代に分類することができます。
レボノルゲストレルを使った低用量ピルには
- アンジュ
- トリキュラー
- ラベルフィーユ
があります。
これらの薬剤は、ホルモンの配合比が3段階に分かれた、3相性のピルになります。
- 1世代 1相性 ・・・ルナベル配合錠、オーソM
- 3相性 ・・・ノリニール、
- 2世代 3相性 ・・・アンジュ、トライディオール、トリキュラー
- 3世代 1相性 ・・・マーベロン
- 4世代 1相性 ・・・ヤーズ
*月経困難症治療効果 1相性 > 3相性
*血栓症リスク 1世代 < 4世代
*プロゲステロンの副作用 1世代 > 4世代