札幌市 漢方相談薬局(有)中村薬局~地域医療・医薬品・漢方・サプリ・調剤・AGE測定~

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医療のポイント

2014年09月19日 | 日記・エッセイ・コラム
 漢方薬は、血液検査、画像検査などが出来ませんでした時代の医学です。ですから、医師の五観を使って診断をします。

例えば、観た感じの望診、声の調子などの聞診、状態を聴きます問診、脈やお腹を診る切診を四診と言います。(電話での声で体調や症状を当てる事も・・・)

 それと時代によって体質・体調が変化しますから、同じ漢方でも飢餓の多い戦争が多い時代と、文化が花開き贅沢になった時代では使います漢方薬も変わってきます。でも、現代それを考えずに漢方薬を使っている方も居ますが・・・

 以前に中国で有名な漢方医が日本に来て漢方治療の凄さを実体験するものがありましたが、数か月間は全然結果がでませんでした。それは、当時、中国は貧しく食べるものが限られていて、乾燥している地域を中心に治療をしていた医師だったのが原因でした。日本は世界的に見ても水に恵まれ若干湿度の高い気候に飽食の時代で運動不足の状態です。それに対応する漢方薬のコツを見つけ出すのに時間がかかったのです。

 本だけで勉強した漢方治療の落とし穴ですね。

そして、西洋医学の知識と融合する事で現代に通用する漢方薬治療が可能になります。

予約まで2か月かかる有名な漢方の病院があります。健康保険を使う関係で、漢方の基準では診ずに保険適応の病名漢方になり易いです。ですから漢方の診断基準になります陰陽虚実を無視して処方されることがあり、場合によっては症状が悪化する事もあります。

 他の医療機関や健康食品、サプリメントをされて駄目だった人が来られます。最初からの病気ではありませんので治療の難易度は上がります。

 昔は、その難しい病気を治す事に生きがいを感じており、天狗になっていました。

でも、良く考えると難しい病気を治すよりも、そうならない方が良いに決まっています。例えば家族に当てはめてみると判りやすいでよね。それで家族に実践してみますと、基本、両親が歯医者にかかるのと、子供たちのヤンチャでたまに整形と、ゲームのやり過ぎの眼科ぐらいです。
 基本が食に気が付いた時期です。


そこで、余市町で実際に農業をして農作物の良し悪しや理想の農作物を創る為に「自然薬草園」を作りました。
そして、その実践の為に、健康で美しくなってほしくカジュアルオーガニックのお店「マカリイズ・マーケット」をオープンしました。


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