北海道に生まれ、漢方に携わってる身で、「トリカブト」に興味を持ちました。先住民族のアイヌの医療にも興味があり、文献を収集してます。
そんな中で、三和生薬が編集した、「附子の研究」文献篇と研究篇のハードカバーの2冊を入手しまいた。(結構高かった~~。これで当分、お小遣いなしだ・・・・・・)
その中には、附子の無毒化の方法と解毒方法、中毒の症状などが出てます。
本来なら、附子みたいな根を使う物は、根に栄養やパワーが詰まった地上茎の枯れた晩秋から新芽の出る前の新春の間に掘り出すのが一般的です。
が、本草綱目や中国の文献を見ると、花が咲いてる8月に根を掘り出すのが一番良いとなってました。
(あの紫の)花の咲くオクトリカブト(銭函が有名)もそうですが、アコニチン含量がMAXになるのが夏で開花した時との研究が出てました。
実は、附子には、体を温める作用と鎮痛作用の2つが大きな作用になります。
その中で鎮痛作用が強く出るのが、アコニチン分布と一致する研究が出てます。
康治本傷寒論の中にも,附子を使う方剤が出てますが、生の附子を使う物と、ほう附子(修治と言って、熱を加えることで附子を無毒化する方法です)の2つの物があります。
新陳代謝が極端に落ちてるケッチン病(陰病の最後)の時には、生附子を使う傾向があります。(なぜか附子は、体温の高い人・動物は、毒に対する抵抗がありません。ですから、同じ附子を使っても体温の低い人の方が中毒にならないです。)
少陰病をメインの漢方が、ほう附子を使うようです。
つまり、過去の漢方薬は、附子の体を温める作用より、鎮痛効果を主にした附子の使い方がメインのように思いました。
ちなみに一般的な附子の無毒化のほう附子は、トリカブトの種類にもよりますが、60分間前後、120度の加熱をするのが一般的です。
解毒方法として、甘草、黒豆を使う方法(味噌を使う例もでてました)もでてました。
そんな中で、三和生薬が編集した、「附子の研究」文献篇と研究篇のハードカバーの2冊を入手しまいた。(結構高かった~~。これで当分、お小遣いなしだ・・・・・・)
その中には、附子の無毒化の方法と解毒方法、中毒の症状などが出てます。
本来なら、附子みたいな根を使う物は、根に栄養やパワーが詰まった地上茎の枯れた晩秋から新芽の出る前の新春の間に掘り出すのが一般的です。
が、本草綱目や中国の文献を見ると、花が咲いてる8月に根を掘り出すのが一番良いとなってました。
(あの紫の)花の咲くオクトリカブト(銭函が有名)もそうですが、アコニチン含量がMAXになるのが夏で開花した時との研究が出てました。
実は、附子には、体を温める作用と鎮痛作用の2つが大きな作用になります。
その中で鎮痛作用が強く出るのが、アコニチン分布と一致する研究が出てます。
康治本傷寒論の中にも,附子を使う方剤が出てますが、生の附子を使う物と、ほう附子(修治と言って、熱を加えることで附子を無毒化する方法です)の2つの物があります。
新陳代謝が極端に落ちてるケッチン病(陰病の最後)の時には、生附子を使う傾向があります。(なぜか附子は、体温の高い人・動物は、毒に対する抵抗がありません。ですから、同じ附子を使っても体温の低い人の方が中毒にならないです。)
少陰病をメインの漢方が、ほう附子を使うようです。
つまり、過去の漢方薬は、附子の体を温める作用より、鎮痛効果を主にした附子の使い方がメインのように思いました。
ちなみに一般的な附子の無毒化のほう附子は、トリカブトの種類にもよりますが、60分間前後、120度の加熱をするのが一般的です。
解毒方法として、甘草、黒豆を使う方法(味噌を使う例もでてました)もでてました。