(前回「夕方の頃」から続く)
夕方を季節に置き換えると初秋の今頃だが嫌いでは無い。人生に置き換えると、還暦と定年退職を迎え一息つく季節か。今の立男の境遇ではそんな安楽さ無く、見習いの新聞配達員みたいな感じだ、夜が来る前に未配・欠配しないで終わらせるだけで精一杯だ。
夜の少し前、人生の夕方を晩年前期と言えばそんな気もするが、日や季節と違い今期過ぎれば再び巡って来ることが無い。その渦中にいる立男はその好き嫌いを今は言えない。もう少し時間が必要だ。いや、最後の最後までわからない気もする。では、今までの仕事や人生はどうだったのかと聞かれれば、「川に捨てるような真似だけはしませんでした」という気持ちだ。
こんなことをブログに書いていられるのだから、今が嫌いと言えば罰が当たるかもしれない。昨年と違い、今年の夏は間違いなく一息着けた。「波風食堂」開店のための物置や古い本の片付けもして随分落ち着けた。さて、天気予報では今日から雨模様、夏の名残はもう無い。
静岡の全国学力テスト結果が悪かったので、県知事が「先生の責任」だから悪い学校順に校長名公表の報道。教育と無縁、感情的体罰と同種、公然「いじめ」に唖然。64歳の大人がなんて馬鹿なことを…疲弊する学校に救いはないのか。強気の根底に、競争と自己責任あおる都道府県別順位公表が 公式裏サイト「波風食道、準備中です」さっき更新しました。