波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

【その141】 引退します

2013年12月16日 | 【保管】一寸凡師コラム
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 個人的な研修会でご縁を頂いた方々から、心のこもったハガキを頂戴した。ハガキをもらうことがこんなにもうれしいとは。文句なしに「今年発見したことベスト10」の第1位。(ちなみに第2位は、ウエストが細くなったこと)毎月お給料をもらったら、小遣いで真っ先にハガキを買い足してきた。今月はボーナスも出るということで、奮発して50枚買い足した。朝の早い時間選び、静かにペンをとる。ハガキ道を始めて80枚ほどハガキを書いたが、心が豊かになっていくのを実感している。

 さて、今年も忘年会の時期がきた。今年限りで紅白歌合戦を引退すると発表した北島三郎さんをまね、凡師も「今年限りで忘年会の企画から引退します」宣言をした。もちろんそんなことを宣言したところで話題にもならないのだが、明るく1年を終える為に尽力したい。

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凡師さんからのハガキから「ハガキ保管帳」つくり、いろんな方のをファイル化した。なるほど単刀直入に心伝わる。立男は自分のイラストを絵葉書にしている。近況報告やお礼の書き言葉だったり…電話口に呼び出さざるを得ない話し言葉より気が楽だから 昨日のTV、故井上ひさし氏の手書き文字に感嘆。原稿も資料も何とも温かで丁寧な丸文字で。
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花を描く

2013年12月15日 | 図工・調理

 

Photo_2 買った時、花5個だった胡蝶蘭。朝晩2回、霧吹きで湿らせていたら今日で15個に。健気だ。花を描いて花の命を完結してもらうような感じだ。この頃は、ママヨさんも熱心だ。休みの午前中、心に少し余裕持って。5Bの鉛筆と色鉛筆で下絵つくり仕上げをパソコンで。

 

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白の少し後に買った赤は何度描いても気に入らない。もう蕾はないから、完結しないままに終わるような気分だ。同種なのに、描けないものは描けない。

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【その140】 冬支度

2013年12月08日 | 【保管】一寸凡師コラム
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 今日の朝起きてびっくり。1日で「冬」はやってくるのだ。また今年も除雪の季節がやってきた。昨年新調した除雪道具が火をふく。そして凡師は
玉のような汗をかくのだ。今年の「除雪目標」は、「スピード、丁寧に、脂肪を燃やして」に決定。雪の消える春には、1枚脂肪を脱ぎ捨てた凡師になっていた
い。

Photo_212/7朝日新聞「「先生のつぶやきに、凡師さん(中学校・男・41歳)の一文。音を書くのが実に凡師さんらしい。以前、雪道を歩くときの音に感心したことが。それにしても、今回のテーマ「テスト」で、採点時の赤ペンの音を書くとは…非凡師だな。
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 公式裏ブログ更新しました。お題「焼きおにぎり餡かけ
           今日あたりは、中華版のを作ってみよう。  Photo_4
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喪中はがき

2013年12月01日 | 日記・エッセイ・コラム

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      11月末で45枚。年々増えるのは当たり前だが、「波風立男 ○月○日 ○○歳にて永眠」の一文ぼんやり浮かぶ。人は、色々な機会で「永眠」の覚悟刻む知恵を持っているようだ。少しづつ少しづつ。

  ハガキ文面は、①「喪中のため年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます」、②「喪中のため新年のご挨拶は失礼させていただきます」がほとんどで、ほぼ同数。喪中なので「おめでとう」を交わす賀状やりとりしない失礼を伝えるのが趣旨だが、①は、あなたから出さないで下さい、②は私からは出せません、というふうに意味はまるで違う。本来なら出す相手によって変わるはずだが、それは面倒だから符丁のように形式化されて通用しているのだろう。では自分のならどうして欲しいかと考えると、②だなあ、でもなあ…ちょっとなあと考えてしまった。すると、②の言葉に続き「年賀状の全くないお正月はさびしいので皆様の年賀状はいつものように楽しみにしております」が届けられた。また、「新年のご挨拶にかえて」と、賀状やりとりの件一切無く、亡くなられた方、ご家族の心が伝わる一枚が届けられた。この2枚、手にとって、ゆっくりと何度も読み直した。

 先月末、堤清二さんご逝去の報。時々の一文から、この方から学ぶもの、とても多い気がしていた。経営者と作家、凄まじい矛盾の中で磨きあげる理と情。「父の肖像」(新潮社)読み始める。


イラストは、30年以上前に初めてこの街に降りたときの駅。再び旅立つ時もここからなのだろうか。立男の描きたい駅は、この駅からもう一つ北にある駅、今は無い寄せ木細工のような柱のホームの駅だ 久しぶりにイラスト描く。時間あれば2013ギャラリーへどうぞ。

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