波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

【その176】物作り魂 2

2014年08月18日 | 【保管】一寸凡師コラム
Photo_3 (前回から続く)「空いたスペースにピッタリ収まる本棚が欲しい」・・・この言葉を聞いて奮い立たない『木工人』(決して上手な訳ではないが、木工をこよなく 愛する人。)はいないだろう。手慣れた様子で寸法を測り、これまた手慣れた様子でイラストを描き、必要な木材の長さを計算。意気揚々とホームセンターへ。 数ある木材の中から数枚の材料をチョイスし、財務省の荒馬さんに経費の相談。話の中で「念のため、既製品のボックスも見たら…」との事で、収納売り場に移 動。なんと、あるはずのない『空いたスペースにピッタリのボックス』を発見。しかもこちらの方が断然安い。カラーも5色から選べる。潔く身を引くのも『木 工人』としての腕の見せ所。さっそく収納ボックスを購入し帰宅。使うはずだったのこぎりを電動ドライバーに持ち替え、ササッと作業完了。出来映えと据わり の良さに荒馬さんも凡師もご満悦。
 
組み立て式の家具を作るのも『木工人』の範疇なのだ。
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№15/ エルサと魔法の関係

2014年08月16日 | 【保管】腹ペコ日記

 

Photo  話題のアナと雪の女王を見た。ちょうど特別支援教育について考えていたときだったこともあり、エルサは発達障害を表しているようにも感じられるね、との相方の感想に、なんだか納得させられた。

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 魔法を隠し続けてきたことで、魔法を暴走させてしまうエルサの姿が、子どもの特性を無視して「普通」に適用させようとする中で、2次障害を起こす子どもの姿と重なって感じられたからだ。

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 「ありのままの自分」になる、と、エルサ自身で決めただけではなくて、アナや国の人たちがありのままのエルサを認めることで、彼女は魔法をコントロールできるようになっていった、そんな風に読み取れた。障害あるなしに関わらず、一人ひとりの特性を認め合える世の中がいいよね、そんな物語だよね、というのがコンビ間の今のところの感想だ。

 

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【その175】物作り魂

2014年08月10日 | 【保管】一寸凡師コラム
Photo_3   息子が夢中になっているゲーム&アニメの「妖怪ウォッチ(作品名)」。主人公が身につけて妖怪を呼び出す道具「妖怪ウォッチ(こちらは時 計)」のおもちゃも発売されているが、転売目的による買い占め等もあり、なんと定価の4倍で売買されているというから驚き。子どものために朝早くから並ん だり、地方都市まで買いに行く親まで…。そんな中、自作をしている親がいるという情報をキャッチ。自称「物作りに携わるオジサン」としては、聞き捨てなら ない話。さっそく情報を集め、凡師も自作に挑戦した。ちなみに補足しておくが、息子はそれほど欲しがっていない。これは『その辺の大人がチョチョイッと作 れる物を、凡師が作れない訳は無い!』 Photo_4 というオジサンのプライドの問題なのだ。
 
  自作する上で大切なのは3つ。「安く」「できるだけ簡単に」「まあまあの満足感」。この為、部品は100均で全て調達。製作までの時間はせいぜい1~2時間程度。実際に使った人が「なかなかいいね」と思えるかどうか。この辺と凡師の「物作り魂」との兼ね合いがミソ。
 そんなこんなで完成した妖怪ウォッチ(2個)。1個2~300円程度。所要時間も許容範囲内。息子の反応も上場。時計を(2個)つけたまま、荒馬さんと買い物に出かけるほど。息子も凡師もそこそこの満足感を得られた。
 
 そんな時である。荒馬さんが「ここに本を置く棚が欲しいな…」と呟いたのは…。
(次回に続く)
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波風工房【板に重吉】

2014年08月09日 | 図工・調理

Photo_5  研究室で昼食を取っていて、2日続けてご飯を喉に詰まらせた。仕事をしながら注意散漫な状態でおにぎり食べるからだが、部屋の隅の水道まで行くのも辛く、水で胃に落とすのも苦しい。家に帰って来て、ママヨさんと草むしりしながらそのことを話した。


 「いつまで生きられるのかな」と、間の抜けた感じでママヨさんが言う。横に並んで仕事してるので表情はわからないが、人ごとだと思っているのか調子が軽い。「俺、死因がおにぎりの喉詰まりなんていやだな」と言ったら、「あっゴメン、今コスモス移植してたものだから。ちゃんと根付くのかな、と思って」と、下を向いてクスクス笑ってる。初級老人はこんなふうに自分本位度が増す。


 八木重吉の詩を板に彫る。この詩に出会ってからは、草も、雨も、それまでと違う意味が加わる。少し歳を重ね、こうした詩に心が響くのは楽しい。互いに「いつまで生きられるのかな」と、少し間の抜けた感じで、草むしり中に言葉が交わされる中級老人(60歳後半~80歳)なら悪くない。

 「どこに行ったと思っていたら…。使う予定だったのに」と、少し前まで使っていたまな板の変化を見て、ママヨさん絶句。

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立男の大学時代、夏休みも毎日大学に。「波風立男的な生き方」を模索する期間だった。今、ママヨさんは試験とかレポートで苦労する本物の大学生みたくなり、立男はどうも怪しい先生として、夏休みの大学に時々行っている。

 

 

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№14/手づくり

2014年08月08日 | 【保管】腹ペコ日記

Photo_2  お世話になっている方からいただいていたスタンプ台を、今日やっと受け取った。「相方さんに渡しておいたよ」と聞いてから、私のもとに届くまで1ヶ月ちょっと。コンビ間の連携が問われる出来事であった。

 

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夏の休暇中にスタンプをつくろうと思っていたので、いつもなら不機嫌になるところだが、「やったー!」と素直に喜んだ。これまで使っていた「オカザえもん」スタンプは、レアなものではあったものの、そのキャラに対する子どもの反応は個人差があって、特に女の子には不評だった。そういうこともあって、「先生のオリジナルスタンプ(可愛いもの)をつくる」、と約束したのだった。

 

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学校って手づくりのもので溢れていて、教材も、先生が手書きで書いたもののほうがなんだか印象に残る。そんな中にいて、売っているキャラクターもののスタンプでもいいのだけれど、せっかくなので私も手づくりしてみよう、と思ったのだった。かわいくつくれるといいな。

 

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