波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

№20

2014年09月19日 | 【保管】腹ペコ日記

「2層」のカリキュラム

「これはエリートとそうでない子を分けるものだ」とは、現在の学習指導要領が公示されたときにいろいろなところで報告されていたことだった。たしかにその通りで、ある先生の言い方を借りれば「意図的に落ちこぼれをつくっている」のを目の当たりにしているように感じている。

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最初に戸惑ったのは、「直角」を教えるタイミング。教科書では、角度を教えるより先に直角だけを教えることになっている。「90度」だと教えるかわりに、紙を折って直角を作り「これが直角だ」と教えるのだった。


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 この順番だと、直角の定義が 「ふわふわ」している。「これが直角だ」と要領よく吸い取れる子ではないと理解できないんじゃないか。いざ角度を習うときに、「前の学年で習った直角は、実は90度のことだよ」と言われて混乱しないのか、気になった。だからこそ、教科書「だけに」しばられない教え方が必要になっているように感じた。

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ブログの引っ越し

2014年09月19日 | 日記・エッセイ・コラム

ブログの引っ越し

 5月ぐらいだったかな、突然にも天下のOCNからブログ撤退の連絡。続けたければ9月から11月までにどっかへ引っ越してくれ、そうしないと過去分含めて消滅するからね、とある。まだ余裕があると暢気にしていたら早9月も下旬に。 この「波風立男氏の生活と意見」、グズグズしている場合でなくなった。OCNから別のブログ会社の推薦もあるのだがデザインがいまいち。さて、どうするか…。このOCN、画像と文書のバランスが取りやすくて気に入っていたのだが

 画像は、いただいた秋の実りを居間に茣蓙を敷き並べた図。右上は栗。先日の青いドングリは茶に変わっていた。2本あったネギは鍋の時食べた。前からある胡桃、恩師からいただいた干し山葡萄、干し桜桃も並べた。

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遊ぶ敬老の日

2014年09月16日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo_5  ウッドデッキ完成。裏ブログで作業経過を載せてきたが、これで家の内と外を前より気軽に行き来出来るようになった。泥棒の出入りみたいだが、洗濯干し、花壇作業、日向ぼっこがウンと楽にPhoto_4 なった。こんなこともできるはずと、七輪で秋刀魚を焼くと「昔はこんな旨いのを…」お殿様の『目黒のサンマ』を実感。
    丸太足をどう処理するかが課題の階段も無事完成。「波風食堂」開店のあかつきには、夏場限定でデッキをカウンターに「ザルうどん+夏野菜天ぷら」なんてどうかな。椅子並べやすいよう煉瓦敷いたら凸凹も愛嬌ある良い感じに。

 「こんなのあると便利だな」だけで作った外水栓と水鉢受けテーブル、現物あわせの思いつき工作だがとても役立っている。材は全部近くの海岸の流木。蛇口は専門家のお隣さんからいただいて。今まで腰を屈めて水栓開け閉めしていたが、右側の杖を捻ると水鉢に勢いよく水が。こういう魔法の杖、みたいな秘密基地づくり的な工作は何歳になっても面白い。敬老の日の午後、画材用にドングリ拾いに公園へ。未だ早かったようで、青い実のを数個拾って帰ってきた。

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気づくと横で描いているママヨさん。何だか気になるのがあるので勝手に「ぎゃらりーママヨ」設置。当然、本人には内緒。いつもの結果承認の道筋。東京にいる子どもたちに見せてやりたい。今週は作品展示作業 裏ブログの本棚、時々は整理しておこう。

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【その180】 時計

2014年09月14日 | 【保管】一寸凡師コラム

Photo_3    凡師家の時を刻む「壁掛け時計」。Photo_3 波風立男さんの手作り。文字盤には「凡師の後ろ姿」と「一寸凡師の隙間コラム」の文字。先日、家に来たお客様がその時計を見て一言。『もしかして一寸凡師さん本人ですか?』 今回で180回目を迎える隙間コラム。初めて一般読者(?)の方の存在を意識した。いつも読んで下さっているとのお言葉に、嬉しさと照れくささが。壁時計がもたらしてくれた偶然に、荒馬さんとしみじみ「人生って、おもしろいねぇ…」。
 そんな壁時計にあやかった訳ではないが、荒馬さんと一緒に腕時計を購入。(凡師と荒馬さんは腕時計好き。)こちらの時計は、どんなご縁をもたらしてくれるのだろうか?

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№19/点数のわかりやすさ

2014年09月12日 | 【保管】腹ペコ日記

Photo_2  久しぶりに相方さんとの読書会をした。そこでの話題は、全国学力テスト。学テで全国の子どもたちを一律に比較することに何の意味があるのか、というのはよく言われることだけれど、点数比較のわかりやすさにどうしても学校現場は振り回されてしまう、という話になった。
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 学テで測られるものだけが子どもにつけるべき「学力」じゃないことなんて、きっと多くの先生たちがわかっている。ただ、「わかりやすい数字」をつきつけられると、「それ」をあげることだけが教育じゃないってわかっていても、知らず知らずのうちにそこに重点が置かれてしまう。私自身、「点数」を目の当たりにしたとき、それを強烈に意識してしまっていたのだった。
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 点数のわかりやすさゆえ、それ以外にも教育として大事なことがあるってわかっていたって、それをつきつけられたときに無視するのは難しいんじゃないか。そのようにして学校教育の中身が変わっていくのだとしたら、やっぱり学テってだめだよね、と相方さんがぽつり。

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