波風立男氏は深刻なテレビ依存体質を自覚している。休日なんか放っておくと一日中テレビ漬け。「選んで見なさい」とママヨさんが言うので、「ちゃんと見る」のと「ちゃんとは見ない(で別のことをしている。本を読んだり工作や調理なんかをしている)」のを区別する。スイッチのOFFは、テレビ側でなく、人体側を転寝により切断している。テレビを一旦ONにすると、「音も」いや「お供」のテレビはまず消せない。
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高校時代の寝ながらラジオは高校卒業で終わった。大学に入って寝る暇が無くなりラジオを忘れた。勉強するのが嫌で布団に入って小説を読み続けたのは受験生の孤独や焦燥からの逃避だったかもしれない。だがそのことに後悔はない。むしろ、あの時期の何かが今も連続する人生の大事な何かに連なっている気がする。
このごろ、ラジオへの回帰が、テレビ依存を解決してくれそうだ。「ちゃんと見ない」のはテレビをラジオ化していただけだと気付いたこともある(遅💦)「明日から禁煙」宣言して早12年。新たな目標は「禁テレ」。「禁太」(ダイエットですよ)の方は1.5キロ減で60キロ台に。波風立男氏の華麗な挑戦は続く。
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波風立男氏は、いつも何か「お供」が必要な依存体質なのだろう。精神的自立という高級なものじゃなく身辺的自立がなっていない。テレビ依存が半世紀ぶりのラジオ回帰に向かうのは愉快だ。仕事しながらのラジオは絵になる(笑)昔、大工さんの働く横には携帯ラジオが似合った。波風立男氏は、「俺だって、ラジオの似合う働くおじさんになるんだ!」と、玄関から歩いて13歩先の物置(「波風食堂建設予定地」の隠居所)の中心(10畳の広さ)で叫んだ。

その物置でラジオを聞きながら夕刊を読んでいたら、馬鹿丸出しの爆音が近づいてくる。「マフラー改造して何が嬉しいのよ」と思っていたら家の前で音が最大になり止まった。ママヨさんがマフラー落としそうになりながら帰ってきたのだった。【爆走ママヨの帰宅】