

(前回から続く)
この5年間は練習というか稽古というか、「もう一周グランド走って来い」みたいな修行の延長だと前回書いた。気分は『奉公』に近く、お世話になった業界・恩人の手伝いという感じ。5年前の定年まで数ヶ月という頃、「波風食堂ごっこしたいようだけど、我が家には君を遊ばせるお金はありません」とママヨさん。「今度は君が俺に変わって外で稼いできてくれよ。俺が『主夫』やるから」とお願いしていた。
成長と信頼③
(前回から続く)教える立場に立って、そして親という立場になってみて、この他者へのリスペクトという姿勢の大事さと、その難しさを感じている。よかれと思って干渉しすぎると、それは「管理主義」に寄っていきかねないし、かといってほったらかしにするだけでは、信頼関係の構築にはつながらない。「信頼」を土台としながら働きかけ、かつ、そこにいる人達が信頼関係を結べる状況をつくること。おそらく、それが教育の、そして学校づくりの、最も基本となる考え方なのではないか。
相方さんのように、自然にそれをできる人もいるのだと思うけれど、腹ペコにはまだまだ荷が重い。まだまだ修行が足りないな、と、事あるごとに思っている。大人も成長できるような環境が無ければ、子どもの成長はない。大人が互いに信頼し合い、あるいは子どもを人としてリスペクトすることが、子ども同士の信頼関係の構築につながる。頭で理解するのはとても当たり前で、とても簡単なこと、だけれど、実践するには、おそらく誰もが修行を必要とすること。これからも、その理論と実践を積み重ねていきたい。(結)
朝食に「納豆とチーズ」「しらすネギマヨ」作りました。前者は、①玉ねぎ/薄切り、②納豆(引
き割り)/一箱、食パン(6枚切り)/1枚にバターとケチャプを順に塗り、ピザ用チーズ散らしてオーブントースターに。後者は、①しらす干し(大2)、②ネギ(細かく)を、食パン(6枚切り)/1枚にバターを塗ってから乗せ、ネギを振りかけマヨネーズを細かく絞ってかけてオーブントースターに。焼き終えて、揉み海苔散らして。
和の食材でトースト。文字通り『朝ごパン』。某新聞とっていると集金時にもらえる調理レシピから。そのままご飯の副食になり、焼くと香ばしく日本人なら飽きない食材。腹持ちも良い。カフエオレで。面白いので「きな粉と黒蜜」トーストも作ってみる。レシピではハチミツだが、きな粉+黒蜜が好きなので。バタートーストに、これもよく合った。
「冥誕 加藤周一追悼」(大江健三郎 鶴見俊輔他:かもがわ出版)読む。波風立男氏がなぜ加藤周一を休み休みだが読むのかを教えてもらった感じ。あちこちに付箋 その流れで「美と宗教の発見」(梅原猛著:ちくま学芸文庫)の古本購入。「なぜこここに?」と思う赤ペンの跡。