波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

『ごんぎつね』、みたいな。

2018年05月11日 | 図工・調理

 

像は、この前描いたアスパラのもう一枚の方。山菜は山菜で嬉しいが、アスパラ特有の瑞々しさとほのかな甘味も今の時期のご馳走。同じ太さのが同じ背丈に切りそろえられ、1年の始まり迎えた新入生のよう。絵は本体より明るい緑で着色。色鉛筆とクレパスで。

のヤチブキに続き、昨日は朝の竹の子2本が玄関に。先月、「これが今年最初で最後」と名残惜しく食べたが、また会うことが出来るなんて。まるで童話『ごんぎつね』の世界。夕方に、別の方から春に嬉しい魚、鰊いただく。こういうご親切で、未だ寒い春だがその訪れを感じて。

から夕方まで、木をいじって過ごす。ドリップで落とすコーヒースタンドと箸箱が完成(次回に公開しますね)。透明色と茶色の塗装で少しお洒落な雰囲気に。一昨日、砂浜で拾ってきた流木と石を前に、「さて何を作るかな」の構想。木片で家と赤白灯台、石は切り立った断崖、かなあ。空き缶の蓋をトタン屋根に使ってみるか…。

コメント

ヤチブキを描く。

2018年05月08日 | 図工・調理


朝、玄関に袋。ヤチブキだ。「野性と知性の人」からだなと思ったら、ボーリングのスコア表も入っていてボーラー名もあり「やっぱり」。平均スコア160ぐらいで、202とか226もあり驚いたが、日頃の生活習慣を思い出し、また「やっぱりな」と思う。

チブキは昨年初めて食べ、今は待ち遠しい春の味覚。シャキシャキした歯応えも魅力。子ども時代、家の周りにいっぱいあったけれど一度も食べたことがなかったママヨさん。街育ちの波風氏には、雪解けに田舎のおばさんが黄色い花を売りに来るもので、食べられるとは知らなかった。

日はアスパラ、今日はヤチブキを描き、届けてくれた方にお礼の絵ハガキ。こういう刺激がなければ描かないので、プロというのは凄いものだと感心。波風氏が絵にサインを入れないのは、いつも完成感が無いことと「俺は素人(名前なんか入らない)」という心情から。昔、(サインを入れた)絵を描くと必ず疲れたこともある。暮らしに描く刺激があるのが一番大事。

コメント

生活習慣気分

2018年05月07日 | 日記・エッセイ・コラム

休終わる。毎日、今日は何の記念日?と5月5日以外ママヨさんに聞いていた。気分的には5月1日と2日も代休で、計8日間の大型連休。昨日6日の夜は「もう休みも終わりか…。明日は月曜日かよ」と寂しい気分(😄)

退職した今も、43年間分の仕事リズムが、生活リズムを崩させない。起床時間はここ10年変わらず、3食も朝7時半、昼12時、夜6時でずうっと同じ。こんなんだから、「働きに行かなくちゃあ」と「やっと休みだ」の気分が抜けないのだ。これ、生活習慣病ではないが、「生活習慣気分」と命名。

スパラ送ってくれた人に、こういう気分ありませんか?と尋ねたら、全然ないの即答。退職して7年目の方なのだが、立男君の場合、しばらくはこの気分が続く気配。全然働きたくないのにな。ママヨさんにも聞いたら「何それ?全然ないよ」とのこと。実は波風氏、「あと2ヶ月半で夏休み」なあんて思っている。だからどうした?なのだが、そう思っているのさ(😄)習慣というのは実に頑固に、そういう気分を湧かせるんだね。今日は一日、木工作業し、アスパラ描き、それを絵はがきにしてお便り7枚書き、休み明けの勤勉生活の気分。画像は2枚書いたうちの後の方。

コメント

憲法記念日の家事

2018年05月03日 | 日記・エッセイ・コラム

お爺さんは「手打ちうどん」、お婆さんは「手作りパン」の憲法記念日。暴風警報が出ていて一日家の中。お爺さんは、先日の麺をもとに、たれと天麩羅をママヨさんの助け抜きで作りランチに。工作小屋で「今日のおすすめ」を書いておく食堂用黒板を作り始め、コーヒーを落とす創作器具にも挑戦中。完成したら本ブログで紹介するね。

画像は、手前が「ウインナー乗せマヨネーズパン」、真ん中が「レーズンロール」、奥が「シナモンロール」で、右が粒アンパン。今日は、波風氏が作ったパン箱に初めてパンが入った記念日でもある。

コメント

波風家 メーデー前夜祭

2018年05月01日 | 日記・エッセイ・コラム

日、波風立男君は、豚モモ肉(早く使わなければならない事情あり)のチャーシューと、新たな手打ちうどんづくりの修行。ママヨさんは、波風食堂従業員用制服(自分たち用ということ)のエプロン2着作成。オーダーにつき体型にジャストフイットで、スマホ収納ポケットや筆記具入れも。両者、朝から夕方まで熱中の一日。年に1度の勤労庶民の祭り前日にまっことふさわしい。

像はメーデー前夜祭の晩餐『かけうどん+天麩羅』。麺・出汁・天麩羅の三大要素を新しい作り方で。(1)手間かける手打ち麺、(2)淡い色味なのに旨味と香りが濃厚にも関わらず超簡単調理の出汁、(2)うどんに見合った天麩羅(通常の天麩羅と異なる粘る衣を高温で。今回は卵、竹輪、レンコン、玉葱)に挑戦。青海苔散らした竹輪も良いが、何てたって半熟卵天が花丸。全国チェーンのウドン店で必ず食べていたのに最近全く見かけない。

夜祭の食卓で。「『安倍も麻生もやめろー』じゃなくて、『安倍さんも麻生さんも辞めてくださーい』みたいに、敬語を使ったシュプレヒコールならデモも悪くないのになあ」とママヨさん。この発想、とても面白い。唱和した後、デモ外の人達もクスリと笑うのも一興。「あっちでもこっちでも女人禁制だとか男からのセクハラだとかー君たち全員が女から生まれてなぜ尊敬の念を持たないの、馬鹿じゃ無い?」もママヨさん。日本語の文法と言えない『山口メンバー』の話題をTVで見ながら、「俺(立男氏)がジャニーズだったら一緒に暮らしていたかなあ」なんてふざけていたら「そこでジャニーズを出す根性が嫌だね。女子高生の立場を考えなさい」とぴしゃり。失礼しました。


今回のレシピは、『dancyu』(2013.4月号「うどんの国 ニッポン!)から。いつか作ろう、と思いつつ5年も経った  退職時に「うどん屋でもやろうかな」といい加減な決意を、真面目さ香る話術で周辺をその気にさせてしまった罪深い立男君だが、店構えから手作り技法まで、その豊かで奥深い文化性に今頃感づく。あの時、「うどん」と口走ったのは実に言い得て妙だったかも。

コメント