波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

『ほんのおつきあい』全記録(抄)

2018年08月07日 | 読書

一昨日「第1回 ほんのおつきあい」開催。大人になったら、ありそうだけれど普通は無い読書交流。他人にはめったに明かせない内心を秘密の場所で告白しあうような雰囲気が面白かった。初対面どうしで『本』を触媒に2時間以上も話しができる不思議(驚)。肩を寄せ合って密談するような舞台設定が効果的なのかも。

 
紹介された本
Aさん:『火花』(又吉直樹)、『なぜ日本の公教育費は少ないのか』(中澤渉)。コミック『波よ聞いてくれ』(沙村広明)、『最高の体調』(鈴木 裕)。
Bさん:『COTTON 100%』(AKIRA)、『病気にならない暮らし辞典』(本間真二郎)、コミック『かくかくしかじか』(東村アキコ)。
Cさん:『R帝国』(中村文則)、新書『日本会議の研究』(菅野完)
Dさん:『Black  Box』(伊藤詩織)
Eさん:『父 水上勉』(窪島誠一郎)、『ルーキー』(山際淳司)、『ゴッホ「医師ガシュエの肖像」の流転』(シンシア ソールツマン)、『5月35日』(ケストナー)  、『人間の絆』(サマーセットモーム)。
Fさん: 学生時代に読み人生に多大な影響を与えてくれた宮脇俊三氏の一冊、『ミカドの肖像』(猪瀬直樹)、※話しがあまりに面白くてメモするのを忘れた(笑)
波風氏:このブログでも紹介している、最近読んだ小説や漫画。 
 
終えて。平積みされている庶民向け医学知識の本、誰が買うのだろうと思っていたら身近な人たちだった(笑)。素直に従い6キロ痩せたにホーッ。教育書の「国民自身が公教育費の支出に反対している」に驚き。自分の考えに正対する実態や考えに向き合うのは難しいことだが、情報が錯綜する今、正確な現状把握のあり方が特に読書面で鋭く問われている気がした。今回、コミック本が3つ。漫画だけの集まりがあっても良いなあ。
本を三度三度のご飯のように読み続けているEさん、Fサン。読書体験の一端を聞かせて貰い実に面白かった。『ゴッホ「医師ガシュエの肖像」の流転』をすぐに発注。山際淳司『スローカーブをもう一球』も本棚に捜した。『イワンの馬鹿』を再読したいと言っていたママヨさんが風邪で欠席。次回は9月9日(日)14時~16時。参加費無料(子ども支援活動の応援で珈琲代200円)。波風食堂に収容可能(最大10人)なまで当日受付。
 

画像は、中学生時代に「新潮文庫100冊選」読み切った(驚)Eさんが、小学生の時に「怖くて怖くてたまらなかった」という表紙。Eさんは波風氏が授業で紹介した長編小説『大地』(パールバック)を読んだ中学生4人の一人 素晴らしかった旭大高の昨日の試合。勝てば大学時代の恩師(国語教育)の書いた詩の校歌を聴けたのだが 教え子が家族そろって寄ってくれた。嬉しかった。2人の子どもの優しいお母さんになっていた(感)公式裏ブログ「波風食堂、準備中です」を今更新しました。
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「波風君、アソボー」の仕方

2018年08月04日 | ご連絡

回のブログ記事から。8月の予定を書いたが申し込み方法書くのを忘れた。こんなふうになる。❶波風君の予定日に「遊んであげていいよ」となったら、1週間前ぐらいまでに連絡する。❷連絡方法は専用メールで → namikazetateo@gmail.com 電話番号を知っている方は電話でもいいけれど、確実なのは波風君ちへ直接行って話しをつけること。昔はみんなそうやって遊んでいた。❸メールの方には返事を出す。たいてい「待ってます」だが、まれに「ごめん、遊べなくなった」もあり。

日予定の『ほんのつきあい』を『ほんのつもり』って書いていた。読書体験が、読書みたいな体験に意味が変わり面白い。「数頁の紙を閉じた本の形式・体裁」ならOKの交流会にふさわしい。参加予定者は今のところ5名(波風夫妻含)、90分の読書交流だからこんなところだろうなあ。あと1~2名当日参加しても大丈夫だから、「こんな本を読んだよ」と来てくれたら嬉しい。


画像は、先日来ていただいた中学時代の恩師からのお土産。杓文字もそうだが彫り込みの看板が温かい。絵だけで無く書も有名な先生なのに、波風氏のロゴを彫ってくれている詩文『伝説』の477文字を恩師にいただいた板に彫り終わった。八木重吉の詩を俎板に彫って以来だ。魂に及ぶ言葉を身体で味わいたくて彫る ドイツに手紙出す。エアーメイル代(普通)110円。世界は便利だ 当地の古本屋、明後日、閉店。閑散とした店内で、緒方拳著『恋慕渇仰』見つけあっ、値札見てえっ。人間味ある字にまた触れられる 公式裏ブログを「早く、70歳になりたい」で更新。

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おいしい遊び(イベント編)

2018年08月01日 | 日記・エッセイ・コラム


月の波風食堂の予定。5日(日)14:00~15:30『ほんのつきあい』、14日(火)『うどん屋ごっこ』17:00~18:00、19日(日)『うどん屋ごっこ』12:00~13:00。暑いから、うどんは「ざるうどん」、食後の珈琲は「水出し珈琲」のアイスかカフェオレにしようかと思っている。

さに加え何かと忙しい今月だから、「今月は休業」とも思った。しかし、月2回の大事なごっこ遊び、そして「一度こうだと決めたら、トボトボとやり続ける」のが波風立男氏の性格なのだ。
読書感想交流の広場『ほんのつもり』は今月からのイベント。普段、読んでいる本を語り、他人から読書体験を聞く機会はない。こうした集まりで、何気ない読書も、内容や感想を強く意識するようになる。ママヨさんがそう言っていた。

風食堂の毎月のイベントは、『食堂ごっこ』(月2回程度)、『ほんのつもり』(月1回)。先月、大好評だった『珈琲教室』は10月にも開催できそうだが、こんな「暮らしで遊べる教室」が時々できれば嬉しい。珈琲教室の先生はプロだが、身近に聞いてみたい先生役は大勢いるはず。イベントが軌道に乗ると波風食堂の姿形も見えてくる感じ


477字の詩文を彫り続け1週間。早朝2時間、夕方2時間三角刀を握り粗彫り終了。もうすぐだ。熱中しブログ更新後回しに 昼間は昼寝と読書。時々、食事づくり。9月に展覧会。今月中に額装を依頼しなくては 先月末、恒例「ランチの会」。トウキビご飯(炊き上がったのに黒胡椒とバターで風味)、ジャガ芋と青唐辛子の自家製ラー油炒め(四川省の家庭料理)、名前の知らないイタリヤ料理。不思議な取り合わせ。実に美味かった。3合飯を5人(男2女3)で速攻完食画像は夫婦箸。ご結婚祝い記念。胡桃と花梨の材を削って。波風木工謹製(笑)喜んで貰えてよかった。

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