結論、死ぬまでの間は、痛くない身体でなければ人生はちっとも面白くない。健康とは、身体に痛いところがないことを言うんだね。
結論、死ぬまでの間は、痛くない身体でなければ人生はちっとも面白くない。健康とは、身体に痛いところがないことを言うんだね。
この一週間、せっせと愛のご奉仕。誰に?波風氏が波風氏に(笑)。昨年6月ぐらいから、年齢は中級老人なのに身体の方が勝手に上級に格上げ宣言。踵ひび割れ、四十肩、膝の痛み、手足指先の乾燥・・・血糖値や血圧、体重はまあまあなので放っておいたら、痛くて歩けず、立ち上がれず、手すり無しでは階段から降りられなくなっていた。寝室から階下のトイレに行って用を足し、便座から立ち上がって戻り、布団に入るまでの難儀と行ったら(涙)。
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定期通院で膝のことを話すと、体操を教えてくれた。波風氏は「そんなんで治るの?ヒアルロン酸のせいでは」なあんて、聞いた風なCM情報が頭をかすめたが、親切に教えてくれたのだから、ものは試しとやってみた。すると、ももの後ろの方が突っ張ってポカポカする。「波風立男氏は生き物だった」という実感が嬉しくて何度もやっていたら、手品のように階段の上り下りが楽に。図書館から「40代からのストレッチ」という本を借りてきたり、風呂の後に手足マッサージしたり、その筋の先輩のママヨさんのアドバイスなども聞いてみる。やり始めると行けるとこまで行きたい波風氏だ。(次回の下に続く)
哲学者の梅原猛(93歳)さん、俳優の市原悦子(82歳)さんご逝去の報。深い人間性と気骨を感じる方々だった。「9条の会」呼びかけ人が2人(9人中)に 画像は居間に飾った吾亦紅(ワレモコウ)。これを、こんな線と色で描き残したいと昨年から思っていたら、新年の描き初めになった。来年の「波風カレンダー」に使えるかなあ 昨年6月のブログ「『上級老人』」体験」を書いたときから何ひとつ養生しなかったんだなあ。
今年初の読書交流『ほんの おつきあい』。1月27日(日)14:00~16:00、波風宅(雪が融けたら「波風食堂」)で。「わたしの一冊」(3冊まで紹介可、持ち時間10分)の後、おしゃべり開始、珈琲代100円(昨年の200円を消費増税絶対反対の心意気で)。「読んでいなくても、読んだ人の話を聞きたくて」の方も大歓迎。司会者は容赦なく感想・意見等を聞きたくて当てます(笑)
この集まりは「波風食堂」イベントの一つ。自分の読書体験を語る機会は滅多に無く、他人の読書の話しを聞く機会も意外に少ないもの。参加者からは、自分の読書生活を意識するようになった、感想を言葉で考えてみるようになった、へーっそんな本を読む人がいるんだ、などの感想が。
新しく参加される方もいるよう。会員制でも無いので全く参加自由ですが、波風食堂店主は「波風ポイント カード」を差し上げたいなあ、と考えています。何点になったらプレゼントが貰える、というやつです。当然、波風食堂ごっこを一緒に遊んでいただければポイントに。店主が手作りの品を貰って欲しくてバタバタしているのですね(笑)準備の都合もあるので、例により参加希望者はこちらへご連絡を→ namikazetateo56@yahoo.co.jp(今までのアドレスと違います)
鶏ガラを3時間煮て作ったスープに、玉葱、人参、キャベツ、ジャガ芋、ソーセージを入れ野菜スープ。これはこれで旨いが、カレー粉と醤油でスープカレーに。ルーのカレーが重たい老後、これならいける一昨年録画したカズオ・イシグロのインタビューと講演を観る。「自分に嘘をつく」意味を考えてみる ビデオ『湯を沸かすほどの熱い愛』、役者が上手いわ、宮沢りえと杉咲花。健康的に笑えるなら星野源の『箱入り息子の恋』。
朝日朝刊(1/7)の両開き全面広告。この時期に話題になる宝島社の企業広告。読売には『真実の口』の写真に(嘘をつくと手をかみ切られるというあの壁、「ローマの休日」で有名)「敵は、嘘。」のコピーで。この会社の、故樹木希林さんが小川に浮かび流れている驚くべき写真(かの夏目漱石絶賛の泰西名画のパロディ)と、忘れられないコピー「死ぬときぐらい 好きにさせてよ」の広告を思い出す。
この広告で、この国の首相を思い浮かぶ。嘘と隠しが明るみに出ても平然と居直る態度に、天下周知のリーダーがそこまで悪人ではないはずと信じて疑わない庶民を「正しいことも言ってるだろう」、「民意無視もきっと理由があるから」とあきらめさせ、目先を変えた悪政の繰り出しで前の記憶を忘れさせる技は、他に思い浮かばない。この広告、巧みに米国・中国・露西亜のリーダーが浮かぶよう配慮しているが、日本を外す方はいるのだろうか?
やるせないモヤモヤ感に対して、意識のベクトルを示し面白い。広告主は誰だ?社会的に発言している面白い会社だ、というインパクトが1年の始めに記憶される。大量破壊兵器の嘘宣伝に使われた油まみれの水鳥も効果的。
新聞広告料金をサイトで調べてみた。老人は時間がある(笑)。朝日(796万部)の場合、全国版1頁が39.855.000円、カラー50%上乗せ。見開き2頁だから、約1億2千万円。部数の多い読売(991万部)なら約1億4千万円ぐらい。マグロ1匹3億3.360万円や「100人に100万円のお年玉」は「やりすぎ」と疑問だが、今朝の広告は得がたい味あり。ちなみに、1部あたりの宣伝費は朝日で15円(あくまでもサイト上の公称部数、料金を元に計算)。記憶に残りそうな発信が年賀状よりうんと格安。
ウサコさん(仮名)が前にくれて大事にとってあった踵ひび割れ改善用靴下をついに履く。病院から貰ってきた軟膏より効くよこれ教員になった若者2人来て、キツネうどん食べて貰う。足踏み時間や、出来たうどん種(麺切り前の団子状態)の保存可能時間を6月再開に向け実験中 。
1月1日元旦に『書き初め』。この家内イベントをやっと実現。「品のある貧乏」と筆を動かしていたら、鼻の先で「何それ?」とママヨさん。ムッとして、じゃあ君も書けよ、と言ったら素直に筆を持ち、さあっと始める。練習無しの一発1枚。
こう来たか。未だ悪いことなどしていない新年なのに、「いつも私が至らず迷惑をかけてすいません」と、顔には出さず、感心したそぶりも見せず、心で反省。俺のは、あえて字にする必要も無いわけで、何とも嫌らしい。
今年1年、俺もこれでいくぜと波風氏(😄)。自分が書いたのは放り、ママヨさんのを壁に。ママヨさんが「何でもかんでも人の許しを得ないで貼らないでね」なあんて食器洗う台所から怒鳴ってる。コツコツ水仕事しているけれど怒ってるじゃあないか…。このブログを知ったらどういうことになるのか(恐)