波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

言葉のケイコ【その肆】

2019年10月22日 | 【保管】言葉のケイコ


ほんのおつきあいのススメ

風食堂の読書交流会「ほんのおつきあい」が楽しい。今年の春から5回参加している。休憩のときの波風ブレンド珈琲や手作りプリン(これは毎回ではないけど私は毎回食べたい)も最高だが、なんといっても集まる方々が素敵。本は読んできても読まないできてもよいという自由な空間だから、紹介される本も語られる言葉も様々で、とにかく楽しい。自分では決して手に取らない本が目の前に並ぶこともある。この先もまず読まないとは思うけれど、「その本知ってる」と誰かに言える日が来るかもしれない。そういうことを想像してまた楽しい。たまに、ベストセラーが生まれたりする。村田沙耶香さんの『コンビニ人間』。あっという間にみんなが読了。誰もが本のプレゼンをしている訳ではないのに、いつの間にかみんなが読んでいる。その瞬間に立ち会えたことはすごく嬉しかったなぁ。

加すると本の読み方が変わる。本を選ぶとき、または読んでいるときに一緒に参加した方の顔が浮かんだり、ちょっと新しい世界をのぞいてみようかと思ったり。「何を感じ、どこが印象的だったか」ということをものすごく真剣に考えながら読むようになったり。でもたまに全く読まずに参加してみようかな。うん、きっと無理。興味のある方はぜひ。プリン、美味しいですよ!(笑)

コメント

豆を線で描く。

2019年10月19日 | 図工・調理

で収穫した大きな花豆。春の雨と風でほぼ全滅して植え直し、鹿の食害が始まって網を巡らしたママヨさん苦労の作。来年用の種ならぬ豆。一度リアルに描き全然面白くないから、色鉛筆の端を持ち「線が命」と念じて描く。これを絵ハガキにして知人4人に出す。

回ブログの「ゆかり」は間違いで「マユミ」だよと、くれた人から連絡。なるほど植物図鑑になかったはず。今度はすぐに見つかった。今日の公式裏ブログに『ママヨさん言行録【№1:植物図鑑】』掲載。


新聞に載ってたレシピで、アボガド入りのハンバーグ作る。やや肉苦手な波風氏だが意外にあっさりして良し。大根の皮のキンピラ(他に、トマト、胡瓜、煎り玉、キムチ)乗せた冷やしラーメンもなかなか 公式裏ブログ使って、『ママヨさん言行録』スタート。当然、本人には内緒。

コメント

もらってきた赤い花の枝

2019年10月17日 | 図工・調理

ぶどう棚の近くに、小粒の赤い花咲く地味な低木。雌猫を膝に乗せて背を撫でたように柔らかい細枝。1枝もらう。『ゆかり』と言っていたが、樹木図鑑にもなくスマホ検索でも見つからない。

スケッチブック開く。もっと自由でしなやかな線を引きたいけれど、久し振りだし、人格的に『固い』からそれは無理(笑)だと言い訳しながら鉛筆動かす。楽しい。


『親の介護をしないとダメですか?』(吉田潮著:KKベストセラーズ)、若い人に夢を与えず、中年世代に警鐘ならしまくり、高齢者には容赦なく手厳しい一冊。67歳で認知症発症の父親の立場で読む(涙)小路幸也著『ヘイ・ジュード』借りてくる。この作者の本、図書館の棚に両手肩幅以上あった。

コメント

第13回『ほんのおつきあい』全記録 (下)

2019年10月16日 | 読書

(10/13記事から続く)
波風立男 おすすめは、『ゴリラの森、言葉の海』(山際寿一×小川洋子対談:新潮社)、内容の面白さと同時に、感性と言葉による人格の響きあいに圧倒される★★★★★。マンガ『BLUE GIANT(全10巻)』と続編『BLUE GIANT SUPREM(現8巻)』(石塚真一作:小学館)、18巻読み終え「始まったばかり」と思う。久しぶりに、白土三平作『カムイ伝』と似た読後感★★★★。『燃えあがる緑の樹〈「救い主」が殴られるまで〉』(大江健三郎著:新潮社)、まだ半分読んだだけ。この作家でなければ得られない感情を随所に。


 紹介された中で「読みたい」と思った本

ママヨ 『怒り』、『カロリー早わかり』
YN  『怒り』、『ゴリラの森、言葉の海』
MS  『ブスの自信の持ち方』、『怒り』
HY  『ゴリラの森、言葉の海』、『ブスの自信の持ち方
SK  『怒り』
KK  『ブスの自信の持ち方』。『失われた地図』
波風  『ヘイ・ジュード』、『未来の大分岐』


 次回までに考えてきて欲しい宿題

無人島に本を一冊持って行けるとしたら、その本は?

次回は、10月27日(日)14:00~16:30、波風本宅。宿題を忘れても誰からも叱られません 画像は左から、先週末に作った燻製玉子、チーズの燻製、巨峰のゼリー(果肉入り)、評価★★★★ですね(笑)。

コメント

言葉のケイコ【その参】

2019年10月15日 | 【保管】言葉のケイコ


うちのともちゃん(生まれた頃編)

子がいます、ともちゃんです。私たちは自他共に認める仲良し親子です。最近は若者らしくスマホに夢中でかまってくれない時もありますが、この年の男の子にしてはよく話してくれる方だと思っています。いくつになっても「今が一番かわいいよ」と言い聞かせて育てているからかもしれません。返事は「はいはい」とちょっと鬱陶しそうですけどね。

もちゃんは生まれた時の体重が3990グラム。頭が大きかったのでちょっとこけしみたいでした。世界一かわいいこけし。でも新米ママの私は母乳をうまくあげられず、入院中ともちゃんはみるみる体重が落ちていきました。そうするとマッチ棒のようになりました。世界一かわいいマッチ棒。これではいけないと思うものの、なかなかうまくいかないのが子育てです。このかわいい生き物を私は守っていかなくてはいけないんだと思うと同時に、親としてのプレッシャーで押しつぶされそうになるのです。「みんなそうだよ」とか「赤ちゃんってそうだから」なんていう言葉になおさら傷つくこともあるのが新米ママです。永遠に続くかもしれないと思う夜泣きや、突然の発熱など、ともちゃんもちゃんと私に母としての試練を与えてくれました。
ともちゃんは、今はもうこけしでもマッチ棒でもなく、ママが見上げる世界一かわいい178センチ。


当ブログの客員エッセイスト・ケイコさんの3回目のブログ記事。読むだけじゃなく書くことも面白いですよとお願いして開始。

コメント