波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

言葉のケイコ【その六拾伍】

2020年12月22日 | 【保管】言葉のケイコ


わかってはいるのだけど

1年以上どうしようか考え続けていた食器棚を、ようやく処分する。あれだけ考えあぐねたくせに、いざ処分すると「どうしてもっと早くやってしまわなかったのだろう」と思う。こんなにあっさりカタがつくなら、早く動けばよかった。だいたい生きているとこんなことの連続だろうとわかっているが、毎度後悔する。自分に喝!と素直に反省したら、今まで食器棚が鎮座していたスペースを中心に模様替え。これは楽しい。今まであの食器棚があったのはストレスだったんだなと思うくらいにスッキリとして、色々こうしたいああしたいというアイデアが浮かぶ。今までパソコンはソファで使っていたので、背の高い折りたたみの机を置いてちょっとしたパソコンスペースを作ると、とてもいい感じ。まだもう少しアレンジを加えるかもしれないが、年が明ける前にできてよかった。まあ、今日はともちゃんにくっつきたい気分だったのでソファでこの文章を書いているが(笑)。視界の先にある新たなお気に入りのスペースが、ケイコの心を浮き立たせてくれるので指はスムーズに動く。満足、満足。

さて、では次はトイレの床の貼り替えかな。……もう、何ヶ月も先延ばしにしているうちに、すっかり寒くなってしまったなぁ。さっき反省したからにはすぐに取りかからなければいけないのだけど、うん、とりあえず来週考えよう(笑)。

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『先生病』

2020年12月21日 | 日記・エッセイ・コラム

ママヨさんが珈琲を入れる準備しているところにたまたま近寄って来た波風氏。ドリッパーの珈琲豆を平らにしようと振っているのを見て、「上じゃなくて下を持ってやるんだよ」と言ったら、「先生病は死ぬまで治らない」なんてクックッと笑いをこらえて言う。黙っていたら「死ぬ間際も『こうやって逝くんだぞ』って教えてくれたりして」と大笑いしている。

 

波風氏も笑う。たぶん、いや、きっと、口には出さないが波風氏がそうやって先に最後の眠りに就くと二人とも昔から思っている😄

ママヨさん言行録はもっぱら公式裏ブログで書いているが、たまにはこちらに。

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40年ぶりの改善で思う。

2020年12月18日 | 日記・エッセイ・コラム

 

日本の子どもと先生に素敵なクリスマスプレゼント。中高35人、小30人学級のスタート地点になればいい。教育の根本問題として教員定数は、このブログで繰り返し書いてきた。ここ最近へんなことばかりの文科省が今回はがんばった。

 

歴代政権は、定数基準改善をあれこれ理由つけ40年間反対し、加配措置で取り繕ってきた。申し訳ないが、教員外の様々な子ども支援制度も貧困な教員配置に対する絆創膏と言っては的外れだろうか。善意に頼り、努力が報われないボランティアに近い。こちらも早急な改善必要だ。

 

心配は「増やしたのだから減らす」こと。今ある指導・支援制度を改善維持した上での35人学級でなければ意味はない。また、学校への無理難題を加速させては本末転倒だ。それにしても、世界標準の少人数学級、その途中でしかない小中30人学級だが、目の黒いうちに見ること出来るのだろうか?


新聞を前より読まなくなった。ママヨさんも同じで面白くないからと言う。 二人とも前より本を読んでいる 図書館から10冊借りてくる。全部がエッセイ、小説の棚をスルーするこの頃今日のブログ、スマホで作成。手直しでは使うが全部は初めて。裏ブログはスマホで作成。

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柿の後の柚子

2020年12月16日 | 図工・調理

知人夫妻が届けてくれた小さいのに存在感ある柚子。小粒だが一丁前にゴツゴツしている柑橘類。内側からムクムクと力が湧いてくるような張り。前に、蜜柑のルーツを検索したら、元々は一つのおおもとに遡るとあった。この柚子の祖先がそうかもなあ。

イラストは、青い紙に、クレパスと色鉛筆で。ところどころを陶芸用の鉄の道具で引っ掻いたり削ったりした。

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言葉のケイコ【その陸拾肆】

2020年12月15日 | 【保管】言葉のケイコ

 

素晴らしきかな、ドラマ

では韓国ドラマが第4次ブームとのこと。興味はあるものの、まぁそのうち、と思っているうちに時だけが過ぎている。そんなケイコ、1993年放送の日本のドラマ『素晴らしきかな人生』の再放送をCSで観る。浅野温子、織田裕二、佐藤浩市、富田靖子、といった今でも活躍している俳優さんたちが出演。おそらくコンプライアンス的な関係だと思うが、地上波ではほぼ再放送されることなく、DVD化もされていない。当時高校生だった私には衝撃的な内容のドラマだったが、だからこそずっと心に残っていたし、最も再放送が観たいドラマでもあった。実に27年の時を経て念願叶う。不思議なことに、40代のケイコはあの頃と全く同じ衝撃を受け、同じ場面で感動した。幸せになったと思ったら不幸がやってくる。不幸にはさらに不幸が上乗せされる。目を背けたくなるような苦しい展開が続く。それでもこのドラマがどうしようもなく胸を打つのは、結局人間は自分の力で立ち直るしかないということを教えてくれるから。誰かのために生きようとすれば、まず自分の力で立ち上がらなければならない。これこそが私たちの青春時代のドラマ。今の若い世代は、どういう思いを抱くかなぁ。

れにしても、出ている役者さんの演技が、みんなべらぼうに上手い。当時のカメラワークで顔のアップが多いのだが、瞼の動かし方ひとつとっても、隅々まで神経が行き届いている感じ。これは若いケイコでは気づけなかった。歳を重ねることもまた、素晴らしきかな。


【波風氏談】ケイコさん、すいません(最初にあやまっちゃう)。今日のイラストは全然悪意はありません💦昭和のケイコさんが学校から帰られてほっと一息つきながらドラマを見ている、こんな情景が浮かんだものですから。

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