10年を越えた波風号。バンパー修理で愛着が湧いてきた(笑)。無数の小さなキズも愛おしく何とかしてやりたいと思ったり、掃除機やガムテープで数年ぶりの車内清掃に勤しむ。パンくずやコロッケ、ポテトチップの破片が嫌になるくらい取れた。「免許証返納を考える会」(会員:波風氏とママヨさんの2名)として5年後75歳を検討機会にしている。10年車の車検が1年(1995年から2年に)だったら間違いなく返納していると思う。2人とも、車は便利だが身体にとっては良くないし運転も好きでないのだ。
ここ最近、波風号をさすったり眺めることが多くなり、好きになるのは一緒にいる時間が長く悩みを相談なんかされる関係、なんていう法則が車にもあてはまるのかもしれない(笑)。愛はあんまりないが情が湧く感じ。
「どうせ車を手放すし、ただの移動の道具」から「キレイにして乗った上で手放してやろう」という気持ちになってきた。今までは、新車のうちは気をつけていたがだんだんどうでもよくなり買い換えていた。貧乏なくせに、なんてことしていたのだろう。消費文化に巻き込まれていたんだなあ。
車には愛着が無い。唯一、「どのくらい値引きしてくれるかな」の駆け引きの醍醐味ぐらいだ。車のことなんか何も知らない顔をして、「この車いくら?」と聞くところからはじまり、「これ以上は安く出来ません」というところで「では2台買ったらどうなるの?」でカックンと落とす(笑)。当然だが、車は家に次いで高価な物だから半年以上前から研究して臨む。注文時期は特に大事だ。2台同時を連続し5台同時もやった。この時は、世話人の波風氏自身がエラく苦労した。4人が印鑑片手に「もっと負けてよ」攻撃が凄まじかったのだ(笑)。ちなみに、4人は全員女性。しばらくこの時の新車に乗っていたら、お金が無くて買えなかった車を格安で交換してくれた。あのママヨさんも買わざるを得ないと言った(笑)。店長が「波風さんだけ主張できなかったもね。車を買う人はいても、車をこれだけ売ってくれる人は初めてだ」と言っていた。
近くのホームセンター、前は木工作業のコーナーが主な行き先だったが、この頃は車用品コーナーに自然に足が向かう。塗装作業もなかなか奥が深い。通販で木工にも車にも使えるポリッシャー買っちゃったよ 仮題『終わり方の希望』のことをずうっとっと考えていた。まとまらないので、裏ブログの原稿をこちらに書いた
昼に9℃、寒すぎる。風船葛や美深の南瓜の種で苗を仕立てる。健気なものだ。