波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

鹿を作る

2022年08月23日 | 図工・調理

流木で作った四足のベンチに頭をつけて鹿にする。前から、「このままでは終わらせない。必ず鹿にする」と思い続けてきた。

角は雪に折られた桜の小枝、胴体はベンチにつき胴長短足にならざるを得ないがこれはこれで「いきあたりばったり、出たとこ勝負工作」らしくて願うところ。問題は首や頭に相応しい流木探しだった。

 

ママヨさんに話したら、「鹿が仲間だと思って寄ってきたらどうするの?」と真顔で反対する。波風氏の木工作業技術のレベルを意外なほど高く見ているようだ(嬉)。出来上がりを見せたら一発「アハハハハハ-」であった。

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白い百合を描く

2022年08月20日 | 日記・エッセイ・コラム

カサブランカ。本当は豪奢なこの花より、可憐で控えめな山百合が好きなのだが無いから仕方ない。昔借りて住んでいた住宅に山百合があった。その自然の百合が市販品の百合の原種で、今売られている白百合とほぼ変わらないと聞いて驚いたことがある。百合は人に触れられる前から人に魅了される花なのだ。
木炭と白いクレパスで百均のスケッチブックに描く。この頃は、散るのが早いか描くのが間に合うかという感じで描いてる。

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桔梗を描く

2022年08月17日 | 図工・調理

い桔梗。暑い日に一瞬汗を忘れる清潔さ、可憐さ。空中を柔らかに掴んでいる蕾も、いつの間にかほころんでしまう花も柔らかくて軽いのに形の神様がいなければ生まれないきっちりと計算され尽くした先にある造形。なんて素敵なんだろう。

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額紫陽花を描く

2022年08月16日 | 図工・調理

クアジサイはやっぱり額紫陽花って書くんだな。真ん中に粒々の小さな花が星雲のように集まっていて、その周りを小さな四角形4つで大きな四角形を几帳面に並べた花が額のように囲んでる。だからこの名前かなあと思っていたらやっぱりそうだった。これが紫陽花の原種に近いらしいが、断然『ほんあじさい』よりこちらが好き。今年はどちらもたくさん咲いてくれた。去年、邪魔な枝を見境も無く切り「来年は葉っぱだけの紫陽花鑑賞かも」と思っていたが嬉しい誤算。しなっと弱まる度に、生きの良いのを切り花にできるのはとても贅沢。

炭で描く。この方が、色を除いたこの花の面白いところを表せる。微妙な紫陽花の色彩に心奪われてしまうと、風雅な形や力強い骨格を画けなくなってしまう。白黒の花が何となくユーモラスで楽しい。
白い桔梗も続けて描いた。雨が降ってきてもう終わりに近いので急いで描いた。近日中に公開予定。


昨日の公式裏ブログ『終戦記念日』。敗戦にするか終戦にするか迷ったが『終戦』に。もうこれで戦争は絶対にしない、戦争はこれで終わりという意味で。『敗戦』なら今度は勝戦にするという馬鹿が出かねない プリンターを3ヶ月使わなかったらインク固まりエライことになった。純正品を使わなかったから面倒なことにもなった。これが解決した。幸せって小さい喜びで宿るもんだね。

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エリンジウムを描く

2022年08月13日 | 図工・調理

スケッチブック前に鉛筆動かすのは数ヶ月ぶり。なるほどそういう感じかもなあと思う花言葉『秘密の愛』『秘めた愛』のエリンジウム。クレパスで描いて「これは違うな」と色鉛筆に持ち替えて描いた1枚。やっと体調戻ったママヨさんが隣で『ヒペリカム』描いている土曜の午後。

 

老後の時間割は、技術家庭科と音楽と体育と美術の4教科が主要教科。子ども時代の主要5教科なんてちっとも役に立たない。覚えていなくたってスマホで一発検索の時代。いつまでたっても知識・記憶偏重の教育から脱却できないこの国の間違いだね。


この不思議な感じの花は、昨年、波風カレンダーを贈っている方からいただいた多年草。裏庭で咲いてくれた。ヒペリカムも知人からいただいて前庭で咲いてくれた。とても嬉しい 村上春樹氏の文章は意外に心に響くな、とラジオの朗読で。初めて思った。

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