波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

WILD FOX №38/綿毛の中で(1)

2022年10月13日 | 【協力】Wild foxギャラリ

人間と鹿の生存境界線がなくなり、当地全体が鹿公園化して久しい。そろそろ畑じまいと思いつつ、まだミニトマトや茄子、ピーマンの実がなっているので「鹿さん入らないでね網」を外せない。秋枯れ進む中、彼らも必死に冬準備。網を張っていない花壇に鹿の足跡が多くなり、知人からいただいた大事な花の葉を食べている。困ったものだ。
だが、こうやって緑の中にたたづむ鹿は何か物語をイメージさせるように愛らしいと言われると認めざるを得ない。【波風立男氏談】

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【イラスト】2022夏の工作

2022年10月11日 | 図工・調理

のイラストを描いていた時に座っていた外用椅子を描き忘れた。まあよくある話だ。あっ、油漉しで作った「背負う人」も描き忘れた。
今年の夏は、例年に無く描いたり作ったりした。その分、畑は手を抜いた。
この工作、全部が外に出して雨風にうたれて味が出てくればもっと面白いなあ、と思いつつさすがに雪には勝てないと冬仕舞い中の波風食堂へ収納した。その前にイラストでまとめた。こうやってみると、実物とイラストの感じに差がないから波風工作はなるほど「立体落書き」だわ。来年春には波風工房(冬はそういう名称)で冬の間に作る新作とともに再デビューだ。


値の張るスケッチブックを使っていたが、百均のスケッチブックにした。「失敗してもいいや」、「描いてしまえばこっちのもの」という野蛮な気持ちが湧く。木炭だって遠慮無く使えるA4版スキャナー使うので大判のスケッチブックだと本格作成には良くても普段使いでは困るので(ブログ掲載時にカメラ取り込みが必要)100均スケッチブックを買いに行く。3件廻ってやっと見つけ買い占めてきた(笑)。ミルクボーイじゃないが、なんぼあっても困らないのよね。

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変形タナボタの十三夜

2022年10月09日 | 日記・エッセイ・コラム

関前に座って鞘から豆を外している御婦人。ひと抱えはありそうな径の竹笊の一つには宝石みたく輝いている大きな豆。もう一つにはベージュ色にウズラの卵みたいな薄茶模様の小さな豆。「わあっ、きれいだなあ」と声を上げて好奇心最優先・無遠慮・警戒心なく近づき(笑)見せてもらったというか、立ち止まって見入った。ママヨさんと家の近所を散歩の途中。

差し指と親指で作る円ぐらいある宝石みたいな豆(紫花豆と言うらしい)にうっとりする。こんな場合に人は往々にして、「差し上げますか?」と言わざるを得ない。そしてそう言われた人は、「いえいえ、ありがたい話ですが貰えません」というのが常識ある大人(老人なら尚更)。だが波風氏はそういう世界に生きていない老人なので「本当ですか?喜んで!」と即答。ママヨさんが袖を引っ張っているのも知らず。

っくりするぐらい沢山いただいた。「来年、畑に植える分で良いですよ」と前もって言っていたのに。後でママヨさんが昼に作ったオハギをお礼に持って行った。好物だと喜んで受け取ってもらったそうだ。
近所をぶらぶら歩いていたら予想もしないところから見事な豆、そしてお礼にぼた餅。こういう場合、「タナからぼた餅」とは言わないが意味的にはそれしか浮かばない。今日は心がピカピカ光って丸くなり温かくなる見事な満月の夜。十三夜だった。


昨日書いた裏ブログの記事を公式表ブログに移動。こういうのを表舞台に置いとかなくてっどうするのよ、の気持ちして この散歩で豆の前に、世話になっている知人にボタモチ届けに行って花梨の実とハマナスのジャムもらう。体調回復のママヨさんが「やっと散歩できるようになりました」と喜んでいる。一昨日、図書館駐車場に車停めスーパー往復。老人の病後回復、少しづつ少しづつ小さな一歩から画像はいただいた豆を家のザルに入れて。こんなにたくさんも。

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クリスマスまでには・・・

2022年10月04日 | 読書

しぶりに絵本。『戦争をやめた人たち ・・・1914年のクリスマス休戦・・・』(鈴木まもる  絵と文:あすなろ書房)、作者は1952年生まれで波風氏と同級生、絵本作家とともに鳥の巣研究家(へーっ)。「ロシアがウクライナに進行を始めました。また戦争をはじめる人間がいる現実に愕然としつつ、戦争することよりも強い、人の(   )と(   )を描きたくて絵を完成させました。戦争をはじめるのも人ですが、戦争をやめることができるのも人です。」と奥書に。

 

一次大戦で本当にあった話とある。クリスマス前夜、むこうのドイツ軍の塹壕から「きよし この夜」の歌声が聞こえてくる。こちらのイギリス・軍も呼応して唱い、次の日代表が武器を持たずに塹壕を出て「メリークリスマス」といって握手し・・・。戦争はその後4年間も続いたが、撃つことを命令されると空に向かって撃ち、大きな攻撃があると相手に知らせ気をつけるように知らせたそうだ。人ってこうなんだな、瞼が熱くなった。ウクライナの戦場にもこんな話があるかもしれない、いやきっとあるに違いない、人どうしなんだから。
ロシア大統領の顔がだんだん歪んできた。道理ある戦いに勝ったと勝った言えば言うほど苦しそう。君の立場なら楽しいはずだろう嬉しいはずだろう。100年以上前のクリスマスの奇跡だが、隣の国の戦争も今年のクリスマスまでには終われよな。


若い頃、「これは何だろう?」と思ったことが老いてから突然よみがえる。たいてい言葉だが、描かれた絵もある。李兎煥(リウハァン)という作家の回顧展案内を先週のTVで目にし、新聞で「どうしてそういうものを作るのか」を知る。30年以上前、美術雑誌掲載の一作品になぜ自分が強く惹かれたかの理由も 今日は雨。梅ゼリーと玉子プリンを作ろう。鉢植えに、手の平に乗るぐらいのバス停とベンチを置いてみよう。家から近い緑茂る前のバス停を絵にしておこうと思っていたが「立体落書き」にしよう。記事中の( )は、優しさと想像力という言葉だよ。


 

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「大人の立体落書き」の続き

2022年10月03日 | 図工・調理

潜水艦を作って並べる(笑)。潜水艦とくれば黄色、『イエロ-・サブマリン』に決まってる!目立たず深く潜行する奴がよりによって一番目立って要注意の黄色というのがたまらない。潜水艦のスクリューが無いのでそのうち付けてやろう。これからどこかへ行こうとしているところだけれど、潜望鏡(曲がった釘ですがそれが何か?)はどこを見ているのかなあ・・・・。落書きは一度許すと果てしなく続くのであった。


永遠の『イエロー・サブマリン』動画を公式裏ブログ「波風食堂、準備中です」に貼り付けておくよ スキャナーが使えないので調べたらウィンドウズ11に対応しない既に過去の遺物の烙印。はあっ、何それの世界である。メーカーはこんな姑息な手で消費者の財布に手をつっっこんでくる。ウインドウズ10の方、よろしければ無料でさしあげますよ。

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