波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

紫陽花を描く

2023年07月15日 | 図工・調理

寒い雨の日が続き、ワクチン接種後の倦怠感もあって、未だ青い紫陽花切ってきて描く。こんもりした大ぶりな花姿や葉が面白い。色づく前の、青か赤になっていくかすかな前兆も楽しい。群生も1枝でも絵になる存在感。

同じ一枝でも向きを変えたり花瓶に挿してみると感じが変わってくる。絵を描く楽しみに、こういうところがあるなあ。食卓の茶碗やお皿、小鉢、醤油容器や箸を「こうしたほうが落ち着くな」「この方が動きが出るな」と動かすのも同じ心理だろう。子どもの頃からこんなことを時々していた。

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未だの紫陽花を描く

2023年07月12日 | 図工・調理

若い紫陽花。花の周辺にかすかに散らばり始めた空色。この雨でグーンと濃くなるに違いないが、その直前の小さくて健気な緑色の柔らかな塊も素敵だ。この先、自分が何物になるのか分からないけれどあるがままののびやかさに輝いてる。

 

花は葉よりも少しだけ明るい若草色だが、このイラストでは逆で描線も乱暴だったので、丁寧な調子に変えて2枚描き直した。だが、実際に観て描いたこのイラストを越えられない。雨だから、家の中でこのイラストを見て描いたせいか変なテクニックに流れてしまった。作為は他でもない自分が気分悪い。

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露草を描く

2023年07月11日 | 図工・調理

の日は家で遊ぶ。昨日夕方に未だ青い紫陽花スケッチし今朝着色。終わってすぐ、テーブルに飾ってある露草を描く。花の絵を描いて欲しいと頼まれ、放っておいたら桜桃送ってくれたので描かないわけにいかない。久しぶりに、絵を描く気持ち味わう。

 

命な露草。だが農家の人は困ると聞く雑草。繁殖力が強いそうで不思議に思う。花びらの紫色、花粉の黄色、葉の緑が美しい。というか怖いような凄み、蠱惑的な吸引力がある。鉛筆で軽くライン取りしてクレパスを塗りつけたり鉄筆で削ったり。   これで礼状が出せる。

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波風食堂前で止まります。

2023年07月10日 | 図工・調理

バスは止まらないけれど、波風家を起点に歩く人が立ちどまる。「あそこまで何kmで何分かかるのか」と。数字を覚えるのが苦手な波風氏用、バス停でなく自分亭(笑)。
これを置くと、なんとなく波風食堂を巡る物語がそこはかとなく浮かび上がる。

 

波風食堂で待ち合わせした恋人が時間になっても姿を見せない。外の椅子で待っていたいが、それでは待ち焦がれている気持ちが知られてしまうようで恥ずかしい、あっバスが来たあれに乗っているのかな・・・・老人の妄想は果てしなく、一瞬だが若かった時の記憶がよみがえる。

 

ターフを張って日陰を作っているが、風の強い当地なので補強のポールが必要、ただの棒では風流に欠け波風氏の名折れになるので、立体落書き作法で停留所目印つくる。あー面白かった。散歩途中の停留所目印を参考に、コンパネを切りアクリルペイントで塗装。明日から3日間の雨に耐えてくれると完成。だが問題が1つあり。この停留所目印、しっかり地面に立たない😢

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夏を歩く

2023年07月07日 | 日記・エッセイ・コラム

夏を歩く。バッタと白菊を眺め(ここらの心境は今日の裏ブログ参照)、図書館で運良く坂本直行著・画『雪原の足あと』を借り、移転した信金の建物が重機で無惨に壊されるのを写真に撮り、ドラッグストアで水を買い、向かいのパチンコ屋でトイレを借り、パチンコ台も借り気分良く快晴無風の夏を歩いて帰る。散歩のテーマソングはいつもの『♪リンゴの木の下で』。

 

畑の外仕事はしていても外を歩くのは10日ぶり。学校帰りの小学生がみんなマスクをしていて「まだそうなんだよな」と思い、真っ昼間にパチンコしている若者と女性(多い!)に「おい、大丈夫か?俺は高齢者で無職だから良いけど」なんて余計なこと考える。昨年はこのへんにネジバナご咲いていたんだよなあと切り通しの草やぶ眺めながらの帰路。300世帯の我が町内に来月から2つのコンビニが対角線の端と端で張り合うことになり「駐車場で既存は圧倒的に負け、店内大幅改造しているが秘策あるのかなあ」なんて気楽な心配する。歩くのは面白いなあ。

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