
かまくら まつばらあん(蕎麦/鎌倉)
*古都鎌倉の景色にしっくり馴染んだ「ハコ」が最大の(私的には)魅力!
ゲストブックでお馴染みのスティーブ@茅ヶ崎氏より「由比ヶ浜に夜はまったり酒肴と蕎麦を楽しめる店発見!」とのお知らせが。
聞けば3月にオープンしたばかりだというそのお店、鎌倉が誇るかの洋館宿「かいひん荘鎌倉」に程近い、風情溢れる一角に堂々と門を構える一軒家だと言うじゃありませんか。
築70年という日本家屋を店舗として利用している、そう私好みの「古民家改築」タイプ。
Hanakoや湘南スタイルで紹介されて市外から人が押し寄せる前に是非伺っておかねば―と、平日の夜早々に訪問。


久々の江ノ電
なんと無人駅の「由比ヶ浜」にこんなモノが(

)!
由比ヶ浜駅のホーム出口にちょこんと立っているICカード認識機?に、時代の流れを痛感。一瞬センチメンタルな気分に浸ったりもした…(^^;)。周囲の雰囲気にはまったく溶け込んでいません。。。
お店は駅からは徒歩1分ほど、広いお庭と立派な竹垣塀を有する大邸宅です。
お庭から店舗を覗いてみただけで(トップ画像、暗くて上手く写らない…

)すでに期待が膨らみます。


エントランス
玄関先に暖簾が掛けてあり、左手に御品書きも見えます。
つい先日レビューした長谷の
レストラン・ワタベ と同様に、日本家屋のいいところを残しつつ、モダンなレストラン仕様を巧みに取り入れて「大正ロマン」を彷彿とさせる「いい雰囲気」を作り出しています。
もう私の好み的には「ド真ん中!」です。
我を忘れて店内で写真を撮りまくってしまいました。快く承諾して下さったお店の方、当日温かい目で見守ってくれた隣りのテーブルのご家族、大変失礼いたしました(ありがとうございました)。
というわけで、雰囲気は画像を見て察して下さい(小さいサイズのものはクリックで拡大します)。
とは言え「酒飲み処」だけあって店内はイイカンジに暗い…出来は「イマイチ」なのですが。


店内へ
6人掛けのテーブル。グループ、ファミリー利用もOKです。


カウンター席も
「おひとりさまでもお気軽に」とのことです。

床の間や脇棚を残し、上品な和空間を演出しています。



離れの小部屋
お蕎麦は職人さんの手打ち。中庭を隔てた離れの小部屋が蕎麦を打つ場所となっていて、客はテーブルでガラス戸越しにその様子を見ることが出来ます。



照明
店内の照明は、ランプや電球の小さな灯りだけ。
まったりと寛げますが、写真を撮るには非常に厳しいです。


縁側
立派なお庭が見えます(―っても、夜は真っ暗ですが^^;)。
テラス席が用意されているので、これからの季節にはお庭で食事をしても気持ち良さそう。


ワイングラスのストッカーも純和風


奥座敷
個室として使用可。とってもいい感じ。
スタッフは男女ともに若く、接客は「近所の人を自宅に招いた」系の典型的な湘南スタイル。食事をしている客とフツーに世間話をしたり、閉店間際には持ち込んだお酒を一緒に飲んだりという、この界隈では珍しくないアットホームなもの。住宅を改装したお店の雰囲気には相応しい、私的にはお気に入りのスタイルです。
というわけで、居心地も抜群でした。
※お料理とお酒については
次の記事でじっくりと!

2013/05/18 画像3点リサイズ

2018/05/02 画像10点修整、4点リサイズ