かまくらまつばらあん(蕎麦/鎌倉)
*雰囲気もご馳走の蕎麦(酒)処
ゲストブックでお馴染みのスティーブ@茅ヶ崎氏より「由比ヶ浜に夜はまったり酒肴と蕎麦を楽しめる店発見!」とのお知らせが。聞けば3月にオープンしたばかりだというそのお店、鎌倉が誇るかの洋館宿「かいひん荘鎌倉」に程近い、風情溢れる一角に堂々と門を構える一軒家だと言うじゃありませんか。
築70年という日本家屋を店舗として利用している、そう私好みの「古民家改築」タイプ。
〓いただいたお料理〓
(小さい画像はクリックで拡大します)
梅酒(さざ浪)
お通し
食前酒は梅酒をロックで。「さざ浪」というお酒だそうですが、これが円やかで非常に美味。上品な甘さで後味もサッパリ。お通しはふきの煮物とキャベツの浅漬け。
合鴨ロースのたたき
この美しいロゼ色をご覧あれ!
にしんの煮付け
小骨が全く気にならないくらいじっくりと煮てあります。煮汁がたっぷり染み込んでウマ~
海鮮あられ揚げ
海の幸と地野菜のかき揚げは塩でいただきます。揚げたての天ぷらはやっぱり最高ですなぁ
青まめ豆腐
青豆で作ったお豆腐に醤油で煮た黒豆が乗っています。
固めのお豆腐には青豆のゴツゴツした食感が残っていて、なんとも不思議な味わい。お豆の旨みが楽しめる一皿。
出汁卵
トロふわ感が絶妙!大根おろしでサッパリといただきます。
ふきの煮物とかっぱ蒲鉾
ふきが美味しいと言ったら、持込のお酒を飲む時にサービスで出してくれました。滑らかな口当たりの蒲鉾にサンドしてあるのは胡瓜のスライス。
〆のお蕎麦
蕎麦そのものが固めで歯応えがあり、とっても美味しかったですね。汁が辛口だったので私の好みに合っていました。
お腹は一杯でしたが、蕎麦湯も残さずいただきました。
酒の肴はシンプルなものばかりですが、食材がいいこと、出汁や煮物の仕事が非常に丁寧なこと、一皿の量が酒の肴としてつまむには丁度いいこと、など総合的にはとても満足のいくディナーとなりました。〆にせいろをいただいて、1人約5,000円。
昼間にお蕎麦をいただいていないので、蕎麦屋としての評価は出来ませんが、夜にこれだけの料理がいただければ、私は酒処としての利用の方がオススメです。
持ち込み料2,000円でお酒を持って行けるということで、またもや美味しいお酒にありついてしまった私。
今回のディナーのお供は、スペインのロマネ・コンティ(ブフブルギニョンや頬肉のワイン煮など、牛肉の煮込み料理にとても合いそうだと思ったけれど、意外や和食に違和感がなかった・驚)と、30年モノの古酒(日本酒)でした。
ああ、いいものいただいちゃった♪ スティーブ先生、毎度のことながらありがとうございます
詳細データは
こちら をご参照ください。
というわけで、地元にまた1つ美味しい酒処が登場。
ただ気になるのは、クチコミグルメサイトのいぢわるレビュアや、蕎麦奉行気取りのグルメブロガーやらが県外から乗り込んできて、天ぷらの大きさがどうの、汁と蕎麦を別々にいただいてみてなんたら―とか、くだらないゴタクを並べて荒らされたらどうしよ…ってこと(苦笑)。
グルメ誌に写真付きで紹介されたら流行ってしまいそうなお店だけにチョト心配です。
出来ることなら「蕎麦オタ入店禁止!」にして欲しい。
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■店舗情報
□11:30~21:00(L.O)
□火曜定休
□駐車場あり(多分5台)
□鎌倉市由比ヶ浜4-10-3
□0467-61-3838----------------------------------------------------
※店内の様子は
前の記事にて