*さようなら現ちゃん(最近こんな記事ばっか
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先日の「広川太一郎さん死去していた」から立ち直れず鬱々としている私に、さらに追い討ちをかける
悲しい知らせが舞い込みました。
1980年代、若気の至りで突っ走った私の青春を彩る背景のひとつ、LA-PPISCH(レピッシュ)の元メンバー上田現さんが、肺がんのため47歳になったばかりという若さで亡くなりました。
レピッシュが「パヤパヤ」で華々しくデビューしたのは今から20年前。
当時はいわゆる「バンドブーム」で、J-POPシーンが最高に活気づいていた黄金期だったと思います。勝ちゃんもいたし。
個人的には洋楽になんとなく飽きがきていた時期であり、大好きだったBOOWYが解散した年に登場したレピッシュはBUCK-TICKと共にすぐさまお気に入りバンドに。
この頃は他にもバービーボーイズ、ラフィンノーズ、パール兄弟、千年コメッツ、ボ・ガンボス、メトロファルスなどなど、好きなバンドはたくさんいましたが。
そうそう、バンドじゃないけど一世風靡セピアにも夢中だったなぁ。
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パヤパヤのPV、拾ってきた。
レピッシュは、UKのマッドネスやスペシャルズの日本ヴァージョンというか、といっても決して亜流とかではなく、とにかくキマってましたよね。
一見アマチュアバンドみたいな素人っぽさが漂っているのに、バンドのスタイル(スカパンク?)が洗練されていて、洋楽をマネしているというブザマさが全く無かった。
私にとってはそこが彼らの最大の魅力でした。
「パヤパヤ」「Rinjin」「リックサック」「Our Life」みたいな、わけもわからず体がタテノリに動いちゃう!ってポップな曲もいいですが、私はシュールな詞とダークな曲調のアルバム収録曲により心惹かれるものがありました。
「イージンサン」「LOVESONG」「パーティー」「ゼゼヒヒノヤマイ」「胡蝶の夢」「ハーメルン」…初期の曲が多いですかね、やっぱりライブに行っていた頃だったから。
恥ずかしながらとっくに解散しちゃったと思い込んでいたので、皮肉にも脱退したかつてのメンバーの訃報によりいまだ健在であることを知りました。
現ちゃんが音楽プロデューサーとして活躍中なことは知っていたけれど、まさか2年も闘病していたなんて…。
またもや才能ある人が若くして逝ってしまった。
というわけで、今昔のCD引っ張り出して聴いています。
「
超・高・層のビルディング! 路に生えてるタンポポ!!」
ああ、なんか眠れなさそう…。悲しい
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現ちゃん、天国でも素敵な曲をたくさん作ってね。