
ビストロおしの(フランス料理/鎌倉)
7/28 Wed.
*星野シェフがTwitter始めたそうですが。。。
王様が「そういうわけだからフォローしてあげてね」とつぶやいていたので、どれどれと様子を聞きに寄ってみました。
まだ週半ばだったけど、金曜のディナーを軽めにすればいいよね。
定時退社日だったので、いつもより早めの20時ちょい前に到着。
カウンター席でグラスワインを何杯かいただきつつ、約3時間の滞在となりました。


本日のカルパッチョ(1,500円)
全国牛肉市場のわずか1%という稀少な葉山牛のカルパッチョ。
サシの上品さと何ともいえない甘みは天下一品の証。
生で食べるのにこれほど適した牛肉は他にないのでは?
お寿司にしても美味しそう!

ペティアン(800円)
LA GRAPPERIE VDT La Bueilloise Petillant
ラ グラップリ ヴァン ド ターブル ラ ブエイロワーズ ペティアン
温度が低かったため醸造過程で発酵が止まってしまったシュナン・ブランをボトリングし、洞窟内のカーヴで18ヶ月間発酵させ続けたら出来上がったという微発泡ワイン。発酵の際に生じる炭酸ガスが残っているので、口に含むとほのかなプチプチ感が。濾過や澱引きを行っていないため濁っています。産地:ロワール/フランス
生産者:
ラ グラップリ
品種:シュナン・ブラン100%


地元野菜のロースト(ハーフ 600円)
メニューにあるとオーダー必至の焼き野菜。旨みたっぷり!


ペティアン(800円)
あまりにもウマ~(゜д゜)!なので2杯目です。


カボチャの冷製スープ(600円)
この日早々に入店していたらしい王様がTwitterで「うまいなう。」とつぶやいていたのでオーダーしてみた。
裏ごしだけじゃなく、南瓜そのものが皮つきでちょこっと入っているところが個人的にはツボ。


オムレツ(ハーフ 500円)
具はベーコンとグリュイエルチーズ。
チーズもデザートも食べたかったので、無理を言って卵1コで作ってもらいました。

ブルゴーニュ アリゴテ(700円)
Domaine Nicolas Maillet Bourgogone ALIGOTE
ドメーヌ ニコラ マイエ ブルゴーニュ アリゴテ
ドメーヌ ニコラ マイエがあるヴェルゼ村は、マコンの中でもヴィラージュを名のれる村の1つ。創業は1928年で、現在の当主ニコラは4代目。畑面積は合計でわずか5.5ha(アリゴテ0.6ha、シャルドネ4ha)、葡萄の樹齢は50年以上で、中には100年以上の古樹もあります。「キールを作る白ワイン」とか安酒のイメージがあるアリゴテだけど、丁寧に造られたものなら実はシャルドネより好き。この黄金と呼ぶに相応しい濃いゴールド、ワインの色がすでに完熟感を表しています! ギュッと凝縮された果実味とボリューム感に「ホントにアリゴテ?」とエチケットをしげしげと眺めてしまいました。
独特のトロみと深い余韻はブルゴーニュのシャルドネをも圧倒しています。さすが「ビオワインって美味くないからキライ」と豪語する星野シェフが選んだ「ビオワイン」なだけある。
アリゴテのイメージを覆す銘酒。産地:ヴェルゼ(マコン)/フランス
生産者:ドメーヌ ニコラ マイエ
品種:アリゴテ100%


チーズ盛り合せ(ハーフ 800円)
赤ワインはメインとではなくチーズといただきたい、と最初から思っていたので盛り合せをオーダー。
デザートも食べたいのでハーフポーションにしてもらいました。


ラングドック カリニャン(600円)
Le Temps des Gitans ROUGE
ル タン デ ジタン ルージュ
南仏ラングドック、ニームとベジエの間にあるサン・バジル・ド・シルビーは人口約700人の小さな村。1980年代の終わりに、父親から畑を引き継いだティエリー&パスカルのジュリアン兄弟がビオロジック栽培によるワイン造りを始めました。ガリグが生い茂る畑は粘土石灰質土壌。葡萄の木の畝を耕し、除草剤は使わず化学肥料の代わりに堆肥を使用しています。
いつか忘れていった こんなジタンの空箱
ひねり捨てるだけで あきらめきれるひと♪(by 庄野真代)
私にとって「ジタン」といえばこれ(↑飛んでイスタンブール、年バレだわ)

か、ポール・ウェラーが昔吸っていた洋モクの名前。。なのですが、「ル・タン・デ・ジタン」とはフランス語で「ジプシーの時間」という意味です。
ムサいおぢさん2人が歌いながら葡萄を踏んでいるエチケが印象的なこの赤ワイン、無農薬有機栽培の高樹齢(50年以上)カリニャン100%で造られています。ちなみに初リリースは2006年。
「冷やして飲める赤ワインあるよ」という星野シェフのオススメでいただいてみました。
なるほど~、ボジョレーヌーボーを思わせる香り、ワインというよりジュースに近いフレッシュな果実味のライトボディです。
酸味はまろやかで、ガブ飲み可のスムースな口当たり。
焼き肉やBBQなど、大勢でワイワイやりながら飲むのにピッタリです。粘土石灰×高樹齢カリニャンからこんな爽やかなワインが生まれるのね。産地:サン・バジル・ド・シルビー(ラングドック)/フランス
生産者:マ ド ジャニーニ(
ジュリアン兄弟)
品種:高樹齢カリニャン100%
ミディアムボディ


赤ワインが軽かったので、おやつ感覚でつまめるものを選んでもらいました。
右上のキャラメル色のチーズ、奈良漬けみたいなアルコール感が面白かった。


デザート(600円)
旬(訪問は7月末

)の三浦メロンを使ったあっさり系デザート。
カエルの卵みたいな粒々は、最近ダイエットフードとして大人気の「バジルシード」。
ぷにぷにの食感、ほのかにバジルの香りも楽しめます。


エスプレッソ(350円)
大満足ディナーの〆はやっぱりこれ。
フレンチのお店だけど細かいことはキニシナイ。。。
コマチーナのシェフが持ち込んだという「かにパン」、1コもらっちゃった。グラスワイン4杯、お料理4品、チーズ、デザート、コーヒーで、支払いは6,150円。
…ん?今レシート引っ張り出して見てみたけど、ペティアン2杯目(800円)とデザート(600円)が入っていないような気が。。。

サービスしていただいた、、、ということでいいのでしょうか??
御馳走さまでした~!
■Bistro OSHINO
□11:30~14:00 18:00~22:00
□
火曜定休 不定休
□鎌倉市扇ガ谷1-8-6 小黒ビルB1
□0467-55-5327
※前回のOSHINOは
こちら