エリゼひかる(フランス料理/山手)
【2011年2月に当時の日付で記事を編集しています】
*松茸のフルコースと幻の洋梨コミスを堪能
六川シェフが自ら収穫した松茸でフルコースを作るという情報(しかもデザートはコミス
!!)に釣られて、この日の1人ディナーはエリゼに決定。
当日、リアルタイムで写真付きツイートを試みるも、システムエラーで画像を添付したつぶやきが全てはじかれてしまったため、帰宅後「Twitter実況版」としてブログ記事作成済みです。
エリゼ光/Twitter実況版は
こちら
みなとみらい線・元町中華街駅からエレベーターでR階まで上がると、ベイブリッジ、マリンタワーが見える隠れた景勝地
アメリカ山公園 に到着。薔薇が満開のシーズンになったら、明るい時間に訪れたい。
目の前の外人墓地の向こうにはみなとみらいの夜景、お隣りは
山手十番館 という抜群の立地です。
この日はディナーもほぼ満席。なんと赤薔薇の間を貸切。
お店の一番奥にあたる、カーテンで仕切られた個室です。
小さな子ども連れのファミリー客の指定席でもあり、ソファにはこのとおりふかふかのクッションがてんこ盛り。人目を気にせずお料理の写真も撮れて、見かけに反してかなり落ち着けます。
ウェルカムドリンクは、カシス+シャンパン。食前酒にピッタリの爽やかテイスト。
コースに登場する「土潜り松茸」は、その名の通り土から顔を出す前の松茸で、名人が長年の勘を頼りに収穫する希少な食材です。シェフ曰く「土から出ている松茸は香りが荒いが潜り松茸は繊細な味わい」とのこと。
一気に期待が高まります!
アミューズ(その1)
A.椎茸のミルフィーユ、B.エリンギのエスカルゴマヨネーズ和え
C.紫芋のポタージュ
D.ヤーコンの蜂蜜レモン煮、E.小松菜コンソメ煮 秋鮭のイクラ添え
アミューズ(その2)
お馴染みの一皿が松茸ヴァージョンで登場!
アミューズ(その3)
コハダのカルパッチョに、軽く火を入れた松茸を添えて。
パン
自家製のライ麦パンとじゃがいもパン。
じゃがいものオリーブオイル煮をバター代わりに。
■Domaine Bertrand Ambroise Bourgogne Shardonnay 2008
ドメーヌ ベルトラン アンブロワーズ ブルゴーニュ シャルドネ 2008
ニュイ・サン・ジョルジュに隣接するプレモー村を拠点とするベルトラン・アンブロワーズは、1987年に設立されたまだ若いドメーヌながら、ノンフィルターなど濃厚な果実味に溢れたピュアなワイン造りに定評があります。当主のベルトラン氏は同村の村長を務めた経歴の持ち主。生み出すワインはその人柄に似合わず力を感じさせるタイプで、レジオナルからグラン・クリュまで一貫しています。このブルゴーニュブランは「村名クラスに匹敵」との呼び声の高いワイン。しっかりしたミネラル感、豊潤な果実味と深い味わいが魅力です。2008年ヴィンテージの評価は特に良好で、リアルワインガイド誌で87点と高得点を獲得しています。産地:プレモー=プリセ(ブルゴーニュ)/フランス
生産者:ベルトラン・アンブロワーズ
品種:シャルドネ100%
前菜キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
松茸のカルパッチョ、フォアグラのテリーヌ、一番下にはリンゴのスライス。
前菜(その2)
和牛と松茸のソテー タルト仕立て。
一番下はサクサクのパイ生地です。
ソースは日本酒とフォン・ド・ボー、栗というゴージャス版。
メイン(その1)
岩牡蠣とヤガラと松茸の豪華饗宴!
何気にヤガラも高級食材です。
メイン(その2)
イレギュラーでお肉(鴨)が登場。ソースにゴボウと松茸使っています。
デザート
お待ちかねの「幻の洋梨 コミス」がついに登場~!
完熟コミスは、口の中で消えてしまうかと思うほどトロットロの食感。食後のコーヒーを飲みながら、しばらく余韻を楽しみました。
この後は六川シェフと40分ほど世間話をしてから帰宅の途に着きました。
ツイッターを見て松茸食べに来たお客さんもいました。
六川シェフは完全にツイッターをウエポンにした模様。
これだけ豪華な料理のオンパレードで支払いは10,208円!
なんだか申し訳ないくらいです。
Shop: エリゼ光
Date: 2011/10/15
Memo: 六川光シェフが自ら漁港や契約農家に出向いて仕入れる食材を贅沢に使い、盛り付けにまで徹底的に拘り抜くナチュラルフレンチ。みなとみらいの高層ビルを見下ろす山手地区からの絶景と、ヘルシーで美味しい料理が楽しめます。
■店舗情報
□11:30~15:00(L.O 14:30)17:30~22:30(L.O 20:30)
□水曜定休
□横浜市中区山手246 カーネルコーナー2F
□045-621-4890