ナンシー・Chang!のおいし~生活

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■ストラスジュール/100730

2010-10-06 23:20:46 | 横浜・湘南のレストラン

 ストラスジュール(フランス料理/関内)

7/30 Fri.
*遂に小山シェフの「隠れ家」レストランを初訪問

ついに7月最後のグルメネタです!
昨年11/24の饗宴レストラン「プレ・ノエル」以来、ずっと気になっていたレストラン。
7月最後の金曜日、週イチのお楽しみ「高カロリーディナー」解禁でようやく訪問が叶いました。
関内駅から電話で空席を確認し、いざ相生町のお店へGO!
しかし、駅からはものの5分という好立地ながら、「隠れ家」レストランだけあって、場所はいささかわかりづらい。
すでに1度訪れているにもかかわらず、軽~く迷いました。。
(小山シェフがお店の前で待っていてくれてプチ感動

店内風景
先客がはけて、お店に私だけになった時に撮りました。

お料理のオーダー前に、まずは食前酒のキールを。

当日はサラリーマン4名、カップル1組がテーブルにいて、カウンターには私1人でした。写真を撮るにはやや厳しいイイカンジの暗さ、随所にオリエンタルな趣(テーブルにはお箸がセッティングされている)を感じさせる、ややマニアックな雰囲気の店内。カウンター上の置物を見ても、小山シェフが自分の好みのものだけを集めて作り上げた空間なのだと想像がつきます。
客だけではなく、シェフにとっての「隠れ家」でもあるのでしょう。

3つあるディナーコースの真ん中、サンジェルマンコース(税込8,500円)をチョイス。

アミューズ
ミネラルウォーターだけで作った冷たいとうもろこしのスープ。
Twitterで小山シェフの「自画自賛」のつぶやきを目にして、これは絶対にいただかないと!と思っていた一品。
とにかくとうもろこしの自然な甘さにビックリ!
水だけで作るのでサラサラ、スープというよりジュースという感じ。
まさに未知の食感でした。

冷前菜
季節のオードブル6点。小鉢に盛ってあるのが可愛い
目にも美味しい旬の食材を使ったひと口サイズの前菜たち。
食べてしまうのがもったいないですね。

ワイン
最近ハマっているアルザス地方のビオワイン。新進気鋭のドメーヌ、メイエ=フォンネのゲヴュルツトラミネールのハーフがあるというので即オーダー。
ゲヴュルツはアルザス固有の品種でチョト曲者(甘くないドイツワインという感じ)だけど、意外やどんな料理にも合わせやすい万能ワインなのだ。

パン
このお皿が純ジャポネーゼで素敵。実はこの日、お店からケータイで初Twitter実況をと張り切ってきたのだけれど、何度送信してもエラーになってあきらめました。

不具合だったのか、私のケータイが古すぎたのか(買い替え前)。。。

温前菜
フォアグラのポワレ トリュフ風味。
天然活帆立貝のグラタン 香草風味とのチョイス。
「シェフのスペシャリテです」とのことで、+500円のフォアグラを選択しました。
上に乗っている立派なアスパラガスのグリルも超美味でした!

魚料理
能登半島とぎ漁港より天然鮮魚とオマール海老のデュエット。
お魚もオマールも、身の厚さに感動です。
お野菜がたっぷり盛り合せてあるのもうれしい。

お口直しのグラニテ

肉料理
牛フィレ肉の網焼き 茸のボルドー風と赤ワインソース。
仔羊最上肉とのチョイスだったけれど、シンプルな調理法のフィレを選択。
満腹具合に合わせてポーションを加減してくれます。
私はお魚でかなりパンパン状態だったので、お肉を小さくしてもらいました。


本日のデザート ストラスジュール風
オレンジマーマレードがたっぷりトッピングされたチョコレートムースとシャーベットのセット。
チョコレートとオレンジは相性抜群。
甘さがオレンジの酸味と上手く引き立て合い、あっさりいただける上品テイストに。
しかし、一緒に出てきたこのシャーベット。
何で作られていたかが全く思い出せません。。。
あ~さすがに3ヶ月も経つとこれだ。
今は必ずツイ実況しているので、こういう失態はなくなったけど。


店内風景
座っていたカウンター席から見えた風景。
目の前にはけっこう色々なものが置いてあるのだけれど、不思議とゴチャゴチャ感がなく落ち着いた雰囲気。
卓上の可愛い羊くんはリモージュ製とか。

この日いただいたワインは、

■Domaine Meyer Fonne Gewurztraminer Reserve
ドメーヌ メイエ=フォンネ ゲヴュルツトラミネール レゼルヴ



波瀾の歴史を乗り越え、フランスでもドイツでもない、独自の文化を産み出したアルザス。山塊だったウォ-ジュ山脈とドイツの黒い森が沈下してできた平野と丘陵で構成され、ブルゴーニュのミクロ・クリマ(微気候)以上に複雑な土壌が特徴です。年間降雨量は少なく、例外的な日照量と乾燥した半大陸性気候に恵まれ、葡萄栽培に最適な環境を呈しています。メイエ=フォンネは、コルマール西5kmのカッサンタル村を本拠とする家族経営の小さなドメーヌ。
現当主フェリックスは、「葡萄が育まれたテロワールの個性を最大限に表現する」ワイン造りを提唱し、合成物質を一切使用しないリュット・レゾネ(道理にかなった措置)を10年以上前から採用。今やアルザス新世代を代表する新進気鋭の生産者の1人に数えられています。

このワインは、花崗岩、沖積土、粘土石灰という異なる土壌で育まれるゲヴュルツトラミネールを、圧搾後アルコール発酵前の果汁の段階でアッサンブラージュし、ステンレスタンクで発酵、熟成させた特別醸造キュヴェです。まばゆいばかりの明るい黄金色。ライチや薔薇の瑞々しく豊かな芳香と、ピリッとしたスパイスのニュアンス。口に含むとフレッシュな果実味がいっぱいに広がります。しっかりとしたコクがあり、食事の内容を問わず楽しめるワインです。スパイスをふんだんに使った料理、クセのあるチーズとの相性も良さそう。

産地:アルザス/フランス
生産者:ドメーヌ メイエ=フォンネ
品種:ゲヴュルツトラミネール100%


〆のコーヒー
いよいよ豪華ディナーもフィニッシュが近づいてきました。
素晴らしいお料理の余韻を楽しみつついただくコーヒーは格別。
生チョコが添えられていたりするのがうれしい



シェフが「器」にこだわっているだけあって、お料理を盛るお皿がどれも素敵なのです。
レイノー社@リモージュの器が大のお気に入りという小山シェフ。
「フランス料理は夢を売る職業。どこかのバーゲンで購入したような安い食器ばかり使っていたら夢も生まれませんね」
ストラスジュールへお出かけの際は、美味しいお料理だけでなく器にも注目ですよ。

というわけで、大感激の初ディナーでした。
8,500円のディナーコースに、食前酒、ワインハーフボトルを追加して、支払いは16,400円でした。

ストラスジュール
□11:30~15:00(L.O 14:00) 18:00~22:30(L.O 21:30)
*日・祝
12:00~15:00(L.O 14:00) 18:00~22:00(L.O 21:00)
□月曜定休
□横浜市中区相生町2-52
□045-641-9389
※饗宴レストラン2009 プレ・ノエルは こちら
コメント (2)
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