深く考える時間が古ぼけた時計みたいにとまっているのはなぜだろう。
今日のままの明日が来ることが当たり前で、明日なんかそれほど変化しないと思い込み始めたのはいつからだろう。
不確定な出来事になんの期待もせず、ただ昨日と同じ明日が来ないことを怖れる平凡で変化のないことを期待する自分に気づいていたけど誰かに話すことすら忘れかけていた毎日。
自分が何もしなくても明日は来るが、その明日が光輝いているとは限らないのになぜテレビを見つめ続けることができるのだろう。
次の歩みを始めなくては。
時折浮かぶ恩師の言葉
「私に感謝はいらない、もし感謝という気持ちがあるなら、それはあなたの後輩のためにあなたが尽くすことだ」
ほんの少し、恩返しができたかな。
五年間あなたたちと出会えたことが、幸せだった。