電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

備忘録ノートを更新する

2025年02月05日 06時00分45秒 | 手帳文具書斎
2月の声を聞くと、寒さは厳しい時節ではありますが、日の長さには春を感じるようになります。東北の冬はまだまだ続きますが、一進一退のように見えて実は確実に冬は後退し、春の気配が少しずつ浸透してきています。こんどの寒波をやり過ごしたならば、果樹園の剪定の開始、確定申告の作業も進める必要があります。季節の交代に向かう時期、備忘録ノートも更新の時期を迎えました。

2024年の備忘録ノートの終わりのほうがだいぶ余りましたので、一ヶ月だけ続きを書いて、今月からは新しいノートに移行しています。A5判、A罫、100枚のツバメノート。万年筆インクの裏抜けもなく、定番中の定番、安心の品質です。わが家の猫・李白が邪魔をしてきますが、表紙に「2025 ②」と書いて使い始めます。表見返しには封筒利用のポケット、最初の5枚は目次頁とし、6枚目から本文を書き始める。すでに習慣となったやり方です。


コメント

今年のお年玉付き年賀状は〜恒例「当せん番号の音楽」

2025年02月04日 06時00分45秒 | 季節と行事
昨年から退職前の仕事上の義理で出していた年賀状をやめ、大幅に枚数を減らしました。おかげで受け取る年賀状の枚数も激減。友人や親戚が中心になりましたので、1枚1枚を興味深く眺めることができました。枚数が減ったとは言うものの年賀状は届きますから、恒例のお年玉が当たっているかどうかを確認しましたら、3等が2枚、「32」と「86」が各1枚ずつ当たっていました。1枚はいただいたもので、もう1枚は残った年賀状ハガキでした。

そうそう、山響からも年賀状をいただきました。今年はパーカッションの平下和生さんからでした。どうもありがとうございます。今年も良い演奏会を期待しております(^o^)/

さて、こちらも恒例となりましたお年玉当選番号を作品番号に持つ音楽です。まずは作品32の方ですが、これはもうホルストの「惑星」Op.32 でしょう。ハノーファーの北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏で、「木星」。
Gustav Holst: "Jupiter" from "The Planets" op. 32 with Andrew Manze | NDR Radiophilharmonie
あるいは、若い頃には知らなかったけれど、中高年になってお気に入りとなったアレンスキーのピアノ三重奏曲第1番ニ短調(*1)も作品32です。
Arenski: Piano Trio No. 1 in D minor, op. 32 / Baiba Skride / Sol Gabetta / Irina Zahharenkova

一方、作品86のほうはというと、代表は例えば L.v.ベートーヴェンの「ハ長調ミサ曲」でしょうか。
Beethoven | Mass in C major Op. 86
また、R.シューマンの「4本のホルンのための小協奏曲」も Op.86 です。
Schumann: Konzertstück für 4 Hörner und Orchester ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Alain Altinoglu

他にもたくさんありますが、深く追求するとお遊びの範疇を逸脱してしまいますので、このへんでやめておきましょう(^o^)/


コメント

演奏会形式でプッチーニの歌劇「トスカ」を聴く

2025年02月03日 06時00分16秒 | -オペラ・声楽
山響こと山形交響楽団が演奏する演奏会形式オペラシリーズIII、プッチーニの歌劇「トスカ」を聴きました。2月2日(日)15時より、県民ホールでの演奏です。今回は、
指揮:阪 哲朗
舞台構成・演出:太田 麻衣子
トスカ:森谷 真理
カヴァラドッシ:宮里 直樹
スカルピア:黒田 博
アンジェロッティ:井上 雅人
スポレッタ:岸浪 愛学
シャルローネ:後藤 春馬
堂守:原田 圭
合唱:山響アマデウスコア
   山形県立山形東高等学校音楽部
   山形県立山形西高等学校合唱団
   山形県立山形北高等学校音楽科・音楽部
児童合唱:村山市立楯岡小学校合唱部
管弦楽:山形交響楽団
というメンバーでの演奏会形式のものです。

「トスカ」というオペラは、政治犯の投獄や拷問あり、殺人の場面を描き、しかも主要な登場人物がみな死んでしまうという陰惨な作品です。しかしドラマティックな歌と管弦楽が織りなす物語は実に説得力があり、観るものの心をとらえて離しません。トスカ全三幕のストーリーは前にレーザーディスクで観て聴いて書いた記事(*1〜3)がありますので省略しますが、実演を聴くのは初めてですので、今回は全般的な印象をレポートしたいと思います。
  • まず、第1幕では、低音の迫力にしびれました。オーケストラは全体的に増強されていますが、とりわけオーボエ(2)の他にコールアングレが加わるほか、クラリネット(2)にバスクラリネットが加わり、ファゴット(2)に加えてコントラファゴット、トロンボーン(2)にバストロンボーン(2)が加わるなど、低音部が増強されています。これは作曲者の指示であり、100名を超える圧倒的な合唱もあって、不安な雰囲気や不気味さを醸し出す要因になっています。
  • これに対して第2幕では、音量的な迫力よりも心理的なものが重視されているようで、とりわけ悪役の造形がすごいです。スカルピアの悪辣さ、トスカがナイフを振り上げた殺人現場を描くリアリティ。最後の死者への気遣いはトスカの善良さを対比させたものでしょうか。
  • 第3幕もまた密かな喜びが一転して悲劇となる緊迫した場面ですが、これをオーケストラが緻密にダイナミックに描き出します。クラリネットの旋律が胸を打つ、名場面がとても良かった。


最後のカーテンコールはもうみなさん拍手の嵐。山響に阪さんが来てくれて良かった。オペラが上演できる県民ホールができて良かった。今回も無事に演奏会に行くことが出来て良かった良かった!




コメント (2)

サクランボの剪定講習会に参加する

2025年02月02日 06時00分50秒 | 週末農業・定年農業
雪の晴れ間に、サクランボの剪定講習会に参加してきました。珍しくからりと晴れた青空で、雪に反射する光がまぶしい日でしたが、枝葉は頂部優勢で栄養成長が進むこと、幹枝の太り方は基部優勢で根に近い元の方に栄養が行きやすいことなどの樹の生理をもとに、樹の中央部をからりと開けて光が入りやすくする開心型の剪定の仕方を習いました。

毎年、行われている剪定講習会ではありますが、毎回なにかしら新たな発見があります。今回は、幹に近い枝に付いた葉が光を遮りやすく枝の先端部は遮光性は低いことや、隣接する樹の枝の混み具合を見て切る枝と残す枝を決めるという空間認識の観点に気づきました。確かに、一本だけの樹ならば話は別ですが、果樹園内の樹であれば隣接する樹との関係で光の当たり方が変わってきます。その樹だけを見て選定するのではなく、隣接する樹の樹勢を見ながら判断する必要があります。
講師の鋸はさすがに切れるなあと妙なところで感心しながら、さて私もそろそろサクランボや桃の剪定を始めなければいけません。この寒波をやり過ごしたら、農作業を始動しなければ。

コメント

老眼鏡を新調することに

2025年02月01日 06時00分55秒 | 健康
過日、予定外に一万円ほど臨時収入が入ったので、老眼鏡を新調することにしました。勤め人時代にはそれほど感じなかったけれど、完全リタイア組にはありがたいことです。財布に入れておくとなんだかあっという間に飛んでいってしまいますので、度数の合う老眼鏡を作っておけば一番役に立つだろう、という判断です。

今まで使っているものは、古いほうが2013年の8月の購入(*1)で、新しい方でも2018年6月(*2)です。2025年まで、それぞれ12年と7年、使っていることになります。この他にも、安いプラスチックの製品も使ってみたのですが、あっという間にフレームが壊れてしまい、やっぱりダメだなあという結論になっていました。

今回、新調したものは、目からの距離が70cmもあるディスプレイがしっかり見えて、なおかつ手元のノートや書類も見えるようにということで、単焦点レンズではなく「近・近タイプ」を選びました。視線の移動は伴いますが、用途を考えればベターな選択かと思います。出来上がりは2月3日(月)とのこと。実際にはどんなふうに見えるか、楽しみです。


コメント

大臀部にできたイボが出血したので皮膚科を受診

2025年01月31日 06時00分18秒 | 健康
自分では見えないのですが、数年前に左の大臀部にイボができたらしく、最近は次第に成長してきていました。しかも、先日は便座に出血痕が残っているではないか! ウィルス性? 悪性腫瘍? なんだかいやな感じです。逡巡しているよりも専門家に診てもらおうと皮膚科を受診しました。例によって、メモ用紙に要点をまとめて電話で経過と症状を伝えて予約を取り、受診時には受付に診察券とメモを渡しました。

で、診察の結果は? 良性腫瘍の一種で「脂漏性角質症」、要するに「老人性のイボ」だそうな。皮膚の表面にある直径1cm未満の茶色の痣のようなものが盛り上がって角質化し、イボになったもので、特に害はないそうです。出血したのは出っ張ったイボが取れかかっていたためで、液体窒素でイボを「焼いて」自然に取れるのを待つことに。皮膚の深いところだと手術の必要があるそうですが、表面なので無害との診断に安心しました。

感染性のものではなく、悪性腫瘍でもないとのことで、まずは良かった。しかし「老人性のイボ」なんて、いやな診断だなあ。いや、確かに老人の部類なのですが、そうハッキリと言われるとなあ…(^o^)/ 皮膚科の先生、経過と症状の要点をまとめたこういうメモはありがたいとのこと。問診が的確にでき、診断がしやすくなるそうです。

コメント (2)

近ごろ田んぼで白鳥の鳴き声を聞く

2025年01月30日 06時00分35秒 | 季節と行事
冬の田んぼ道を歩いていると、ずいぶん近くでクークーという白鳥の鳴き声が聞こえます。かなりの数が来ているようで、雪が少なく地面が見えている田んぼでエサを探しているようです。そういえば私が子供の頃、昭和の東京オリンピックの頃には、当地で白鳥を見るのは珍しかったと記憶しています。遠くの空を編隊飛行する様子は見ていましたが、田んぼに降りてエサを探すことはなかったはず。たぶん、当時は強い農薬の影響で田んぼからエサとなる雑草や小動物が姿を消していたためでしょう。それが今は、農薬の種類が変わり、ピンポイントで効果を発揮するタイプになってきているためにタニシが戻ってきているし、機械化で雑草も一定レベルまでは許容されるようになってきている。それで、白鳥が田んぼに降りてエサを探すようになってきているのではなかろうか。

あるいは、昔の悪童たちのように集団で棒切れを振り回して鳥を追うような子供がいなくなったせいもあるかもしれませんが(^o^)/


コメント

Vivaldiブラウザがバージョンアップして7.1に

2025年01月29日 06時00分11秒 | コンピュータ
愛用のパソコンは、Ubuntu Linux 上で動作する Firefox や Chtomium (Chromeのオープンソース版) を使ってきましたが、昨年の晩秋から Vivaldi ブラウザを試しています。先日、この Vivaldi ブラウザが更新され、バージョンが 7.1.3570.39 になっていました。このリリースの特長は、
  1. 天気ウィジェットで常に最新の情報を得られる 「+追加」「天気」地名をアルファベットで入力(例:Yamagata)→候補を選択 漢字では該当なしとなる
  2. ダッシュボードのカスタマイズ性をアップ
  3. スピードダイヤルをより簡単に
  4. 「タブをデバイスに送信」機能でスマホと共有
  5. 新しいデフォルトの検索エンジン〜Startpage や Ecosia, DuckDuckGo , Qwant など
  6. クラッシュループに対応
などだそうです。考え方としては、便利でステキなダッシュボードを中心とした利用スタイルを狙っているのでしょうか。

このあたり、例えば Google の検索ボックスに「天気予報 山形市」と入力しなくても天気がわかるというのは便利かもしれないと思います。ただし、「買い物」なんていうウィジェットはいらない。ブラウザを起動した時にまずこのダッシュボード画面を開くように設定しておけば、日付、曜日、時刻、当座のメモ、お天気などが目に付きます。その意味ではたしかに「ダッシュボード」かも。

ただし、私の場合はデスクトップ画面いっぱいにブラウザを広げるのではなく、必ず空きスペースを作っておいて、そこに他のツールが顔をのぞかせているような状態にするのが流儀です。いわば昔ながらの小窓を重ねるスタイル。必要があれば、小窓をクリックして前面に出せばよい。まあ、Vivaldi の流儀は流儀として、便利なところを自分のスタイルで使えばすむ話だけれども(^o^)/


コメント

「雪中田植え」行事を見学した

2025年01月28日 06時00分04秒 | 季節と行事
御縁があって、過日、某小学校の子どもたちによる「雪中田植え」行事を見学することができました。今年も雪が少なく、コンテナに雪を集めて雪田に見立て、これにワラと豆ガラを束ねて苗に見立てたものを植えるものです。たぶん、ワラは稲を表して水田稲作を、豆ガラは豆を表して畑の作物を代表するものなのでしょう。昔の人たちが田んぼや畑の作物の豊作を祈るもので、その習俗が伝えられたものと思います。
この地域では、河岸段丘の下段の湿地帯は古代には荘園となっていたようですが、上段の畑地帯は中世までは水不足で水田にはできなかったため、人口は一定のレベルを超えることがなかった。けれど、近世になって武士の土木技術が農民層にも広がりを見せ、有力な豪農が堰を開削して畑を水田に変えることができたために人口の増加が起こり、その結果、江戸時代に寺の数が増えていったと考えられます。何年に誰が誰と戦って政権を打ち立てたかを覚えるような歴史にはあまり興味が持てなかったけれど、「雪中田植え」という行事を通して人々の営みを想像するとき、様々な工夫をして時代を動かし、今の姿を作ってきたことが実感としてわかるような気がします。

コメント (2)

朝井まかて『最悪の将軍』を読む

2025年01月27日 06時00分52秒 | 読書
集英社刊の単行本で、朝井まかて著『最悪の将軍』を読みました。理系の日本史音痴ですので江戸時代の将軍の評判などは中学生レベルの知識にとどまっていましたが、さすがに「犬公方」というのは知っていました。「生類憐れみの令」を出して人間よりも犬猫のほうを大事にした愚かな権力者、というイメージです。大人になればさすがにそれはないだろうと思い、実際の意図とは違った結果になってしまった世間知らずの政策立案、くらいに想像していました。で、著者の見方は?

実際は将軍になる立場ではなかったけれど、兄の病死により回ってきてしまった中継ぎ将軍の地位。であるならば弊害が目立った武断政治から文治政治に転換を図り、民を政治の大本に置いて施策を考えます。京から迎えた賢妻を信頼し、かなり天然の母親と一癖有りげな側室をなだめながら努力するのですが、災害も起こり江戸城内での刃傷事件もあり、次々に裏目に出てしまって、という立場です。長崎にやってきたオランダ人のケンペル先生とは良い交流ができたみたいで、将軍の善意を理解してくれたみたいなのが救いかな。

うーむ。政治というのは、こういうふうに理念から発するものなのだろうか? 
複雑に対立する利害を調整するのが本質で、現実を詳しく知らずに理念やスローガンで解決しようとするからヘンになるのではなかろうか? トップが何でも自分の考えでやろうとせずに、現場の実情を知り、考え方を理解し、大小の諸課題を整理して方向性を出すようにしないと、無理なんじゃないかな。


コメント

運転免許更新のために高齢者講習を受けてきた

2025年01月26日 06時00分01秒 | 散歩外出ドライブ
今年は運転免許更新の年に当たっています。早々に高齢者講習のハガキが届きましたので、近くの自動車学校に予約を取り、受講してきました。今の時期ですと、高校三年生か大学生かと思われる若い人が多かったものですが、意外に高齢者が多い。私と同様に、高齢者講習を受講すると思われる人がかなりいるようです。

遠い記憶によれば、自動車学校というのは独特の雰囲気を持っているものでした。自動車学校の受付に来るのは何十年ぶりでしょうか、免許を取ったのが半世紀以上前ですが、この雰囲気は覚えがあります。ビジネスライクというか効率的というか、うっかり落ち度があればアナタの責任、次の機会に回ってくださいという徹底したスタンス。まだ学生気分でいると吹き飛ばされてしまいそうでした。

で、今回、72歳での高齢者講習は2時間。前半は視力及び視野角の検査とDVD視聴、後半は運転実技でした。その結果は;
  • 両眼測定で静止視力は1.0で、動体視力が0.3、ミス0回。これは70〜74歳としては「ふつう」だそうですが、若い人と比較すれば劣る面がある。結果を見るとスピードに対応しきれなくなることが考えられますので、「ゆっくり行こう」の精神で安全運転だな(^o^)/
  • 夜間視力の検査では、両眼測定で通常視力が1.2で、視力回復時間が67秒、これは70〜74歳としては「ふつう」だそうですが、やはり若い人よりは劣る。これに対して眩光下視力は0.7で、同年代としては「やや優れている」ほうだとか。
  • 視野角は右90度、左89度で計179度とずいぶん広いみたい。検査官も「見えますね」と驚いていました。
  • 実技の方は、全く問題なく終わりました。とくに交差点や丁字路などで指差し確認をしていることはとても良いことだそうです。確かに、気をつけようという「意識」だけでは不確かで、「習慣」になると確実性は増すのでしょう。
うーむ、今回の高齢者講習、8000円の値打ちはあったかというと多少の疑問もありますが、特に夜間の運転についてきちんと数値で認識できたのは収穫でした。確かに若い頃は夜の運転も平気でしたが、近年は夜間、しかも雨や雪などの悪天候時には怖さを感じるときもあり、ハンドルを握る手が緊張します。山響の定期演奏会など帰りの夜の運転には充分に気をつけ、今後も安全運転につとめたいと思います。


コメント

ボク、李白。暖かいところがお気に入り。

2025年01月25日 06時00分48秒 | アホ猫やんちゃ猫
ボク、李白。マンチカンとブリティッシュショートヘアの両親から生まれた男の子。寒い冬は、暖かいところを探してお昼寝をするんだ。最近は、ご主人のデスクの脇の、温風ヒーターの上がお気に入り。二穴パンチが邪魔っけだけど、こんなもの、おしりを動かせばそのうち落っこちるさ。

おいおい、それ、落っことさないでくれよ。書類を綴る時に二穴パンチは使うんだからね。
やれやれ、ご主人が邪魔っけなのを片付けてくれたので、伸び伸びと眠れるよ。おやすみ。ゴロゴロ〜 Z z …

コメント (2)

「農作業メモ」ノートを新たに準備する〜Vol.7になった

2025年01月24日 06時00分38秒 | 手帳文具書斎
年も改まり、そろそろ日も長くなってきていますので、果樹園の剪定作業の段取りを考えなければいけない時期になりました。まずは、「農作業メモ」ノートを更新する必要があります。適当な金属リングのダブルリングノートが見当たらないので、仕方なくコクヨのB6判B罫ソフトリングノート(80枚)を調達してきて、これを使うことにしました。毎度のことながら、表紙にタイトルを書き込むのは緊張します。「2025年1月〜」と書き込むと、「いよいよ始まるなあ」と気持ちも新しくなります。

例によって、準備したものは
  • 表見返しに農協の封筒を切ってポケットを作りました。農協の各支所や農機センター等の電話番号が書いてあるので、便利です。中には農協や農家の店等のカードが入っています。

  • 1ページめには、便利連絡先として堆肥の注文先などをメモするとともに、「このノートは私にとって非常に大切なものです。見つけた場合は下記にご連絡下さい。電話番号〜、氏名」と書き込みました。

  • 次の頁には、ほ場登録や生産管理台帳、農業機械等の登録番号やオイル等の適合型番、電力契約の登録名義とお客様番号、農協の組合員コードや出荷番号、土地改良区の送付コードなどをまとめ、パソコンで印刷した要覧データを貼り付けています。

  • 次の頁には、自宅裏の果樹園の略図と近年になって植え替えた果樹の品種等の一覧をまとめています。

  • 裏表紙の見返しには念のために古い封筒を利用してもう一つポケットをつけました。
このくらいあれば、年間の提出書類はこのノートを見るだけで作成できるはずです。あとは、それぞれシーズンごとに作業記録をとり、具体的なメモを書き込んでいく頁となります。Vol.6 は50枚で3年間使いました(*1)ので、Vol.7 は80枚ですから5年位は使える予定。5年後の2030年には私は77歳ですが、亡父の年齢にはまだまだ達しませんので、なんとか工夫して経営規模は徐々に縮小しつつ、年齢と体力に応じて果樹園農業を楽しんでいたいものです。


コメント (2)

重要な書類が次々に届いて

2025年01月23日 06時00分09秒 | 季節と行事
年が明けると、重要な書類が次々に届きます。昨年末に届いていたものを含めると、かなりの数が宿題になっています。主なものをあげると、
  • 山響定期会員継続手続き 1月末まで 22,000円(手続き済)
  • 償却資産申告手続き 固定資産税関連 市役所 1月末まで(手続き済)
  • 2025年農林業センサス オンライン回答
  • 確定申告書 3月17日まで PC処理、出力結果を添付して税務署に提出
などです。農林業センサスは5年に1度の調査で、前回2020年にはオンラインで回答(*1)しています。確定申告は毎年のことながら、農業経営の所得を申告する必要があります。

こうした手続きをきちんとできるうちはまだまだ大丈夫という気がしますが、各種データがノートとパソコンに入っているからできる話で、「農作業メモ」ノート等を継続することとパソコンのデータのバックアップが決め手です。そういえば、そろそろバックアップを取っておかなければいけないなあ。


コメント

ご近所で訃報が続く

2025年01月22日 06時00分44秒 | Weblog
このところ、ご近所で訃報が続いています。寒さ厳しい折ではあるし、高齢なのでやむを得ないことながら、こうも続くのはあまりよろしからず。うれしい・楽しいことが続くのであれば歓迎ですが、訃報が続くのはまったく嬉しくありません。

そういえば、祖父母も母も寒い時期だったなあ。逆に父は暑い時期だった。やはり最晩年の弱った身には暑さ寒さはこたえるのでしょう。そうそう、喪主が寒さの中で過労で倒れたりしないように、ご近所パワーの協力が大事になります。コロナ禍を経て葬儀等のあり方もだいぶ変わってきていますが、お互い様、助け合いの精神と慣例は不変です。

コメント