考えてみれば、文庫本という発想、規格はすごい「発明」だと感じます。手に取ってちょうどよい大きさで、装丁も簡素で、値段も比較的安価で求めやすいものです。
日本では、岩波文庫あたりが最初(*)なのかと想像していますが、たしか岩波はドイツのレクラム文庫(*2)に範を取ったものと記憶しています。だとすると、レクラム文庫の規格を考え出した人がすごいと思います。どんな人で、どんな経緯で発想したのだろう?
ポケットに入る大きさで、いつでもどこでも取り出せて、旅先でも待合室でも、ビジネスホテルや病院のベッドの上でも、続きを読むことができる。こんな書籍は、本当に便利です。古典的名著に限らず、少し前に話題になった本から最新の文庫書き下ろしまで、多彩な内容に、あらためて驚きます。ハードカバーの単行本の魅力は充分に承知しながら、文庫本という発想に今更ながら感服です。
(*):文庫本に関する Wikipedia の解説
(*2):レクラム文庫~Wikipediaの解説
日本では、岩波文庫あたりが最初(*)なのかと想像していますが、たしか岩波はドイツのレクラム文庫(*2)に範を取ったものと記憶しています。だとすると、レクラム文庫の規格を考え出した人がすごいと思います。どんな人で、どんな経緯で発想したのだろう?
ポケットに入る大きさで、いつでもどこでも取り出せて、旅先でも待合室でも、ビジネスホテルや病院のベッドの上でも、続きを読むことができる。こんな書籍は、本当に便利です。古典的名著に限らず、少し前に話題になった本から最新の文庫書き下ろしまで、多彩な内容に、あらためて驚きます。ハードカバーの単行本の魅力は充分に承知しながら、文庫本という発想に今更ながら感服です。
(*):文庫本に関する Wikipedia の解説
(*2):レクラム文庫~Wikipediaの解説