電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

節分と「でん六豆」

2015年02月04日 06時04分21秒 | 季節と行事
昨日は節分。夜には豆撒きをした家も少なくなかったことでしょう。平均年齢の高い我が家では、さすがに「福は~内!、鬼は~外!」と叫んでの豆まきはいたしませんでしたが、格好ばかり袋入りの「豆」を用意しました。ただし、豆は豆でも、山形名物「でん六豆」。これが意外に美味しいのです(^o^)/
年の数だけ食べたらお腹いっぱいになってしまいますので、Excel風に表せば
 =2*round(age/10,0)
で計算して12個だけ食べました(^o^)/

と思ったら、な~んだ、6個入りじゃなくて5個入りじゃないか。
訂正。食べたのは2袋=10個でした(^o^)/

これをぽりぽりかじりながら、しばらくぶりにテレビのニュースを観ました。世間は殺伐たるニュースが多く、いやになってしまいます。若い頃に、年寄りが「水戸黄門」や「遠山の金さん」みたいな、勧善懲悪ステレオタイプの番組を見て喜んでいたのをバカにしていましたが、いざ自分がその年齢になってみると、要するに世間の現実にうんざりしていたのだな、と気づきます。元気で前向きな若い人たちを見るとこちらまで嬉しくなるのは、彼らの背中の向こうに希望が見えるからなのでしょう。

さて、今日は立春。暦の上だけではなく、少しずつ春の兆しが見えてきてほしいものです。「春は名のみ~の~風の寒さや~」早春譜の出だしのほうが実感があるようですが、でも南の方から少しずつ春の便りが聞こえてきはじめました。通勤の音楽は、フォーレの組曲「ペレアスとメリザンド」Op.80 を聴いております。

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