電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

厳冬期の週末農業は

2015年02月10日 06時04分02秒 | 週末農業・定年農業
サクランボなど落葉果樹は、剪定により常に新しい枝を出させるようにして実をならせます。剪定作業は、本来は休眠期である厳冬期に行うべきもので、春になって暖かくなってからでは樹勢を弱める結果になってしまいます。でも、定年退職前は、多忙なためと風邪をひいてはいられない事情から、厳冬期の剪定作業をしていませんでした。さすがに時期遅れの素人剪定ばかりでは、樹勢も弱り樹形も乱れてきますので、二ヶ所あるサクランボの園地のうち昨年は片方の、今年は両方の園地ともプロに剪定をお願いし、過日、すでに終わっています。

とはいうものの、サクランボ以外の梅、柿、モモ、スモモ、リンゴ、プルーン、梨などは、自分でやらなければなりません。今年こそ、自分でできる範囲で、思い切って剪定できるように、厳冬期の作業を敢行しました。良いお天気に恵まれた土曜日と、曇り空でまずまずのお天気となった日曜日に、じゅうぶんに防風防寒対策をして、除雪機であらかじめ除雪してあった通路を通り、自宅裏の果樹園に入りました。



先日のプロの剪定の成果である剪定枝が、雪の中から出ています。雪が融けたら、これらを集めて焼却する仕事が待っていますが、今はまず剪定をすすめるのが先決です。



とりあえず、スモモと桃、それにしばらくほったらかしにしていた梨を整枝して、混み合ったところを切り取り、枝と枝の間隔を開けました。また機会を見て細かく剪定する必要がありますが、今回はここまで。寒さよりも、雪の中で動き回ったせいか、びっしょり汗をかきました。自宅に戻り、ぜんぶ着替えてさっぱりして、いれたてのコーヒーを飲みました。美味しかった!

この寒波はじっと我慢でやり過ごし、また好天の日に、続きを計画しております。週末農業は、なんといってもお天気次第です。

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