電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

サクランボの花芽の生育に雪や霜の影響は

2023年04月09日 06時00分40秒 | 週末農業・定年農業
春のお天気は三寒四温とはいうものの、このところの気候は寒暖の差が極端で変動が激しいと感じます。先日は5月の暖かさと感じましたが、昨夜から今朝にかけては雪の予報も出て、とりわけ寒さが感じられました。今朝は案の定! 雪降りでした。



3月のお彼岸頃に発芽したと見られるサクランボの花芽は、特に紅秀峰など生育が早い品種で4月初旬の霜の害が見られるようで、5割以上の雄しべの枯死が確認されている地域もあるようです。加えて雪の害が出てくるでしょうから、今後、我が果樹園でもカッターナイフを持参し、雪や霜の影響を受けていると思われるふくらみの小さい花芽をカットして凍霜害を受けて雌しべが茶色〜黒色に変色していないかどうかを確認する予定。問題は、その出現比率です。


(4月4日のサクランボ「佐藤錦」の花芽)

(今朝のサクランボ「佐藤錦」の花芽に着いた雪の状況)

まあ、お天気の話ですのである程度は致し方ない面もありますが、最近の剪定の主流が枝をごく少なくして着果数を抑制し、ひと粒の実を大きくするようにしていますので、雪や霜の害を受けると収穫量が激減してしまう面があります。自分で剪定している自宅裏の樹は、ある程度は葉の枚数を確保すべく混みすぎない程度に枝を残しているのと、住宅地で気温が1度ほど高くなるのとで霜の害を受けにくく、受けてもある程度の着果数は見込めるとはいうものの、これだけの雪が枝に着いている状況では被害を受けるのは確実。さらに住宅地からは少し離れた主力の園地のほうはどうか? なんとも気になります。

※写真は、半ばあきらめの境地で、珍しく緑茶と栗羊羹。たまには純和風も良いものです(^o^;)>poripori

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