電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

果樹園の春〜自宅裏の果樹園近況

2023年04月18日 16時52分07秒 | 週末農業・定年農業
4月も半ばを過ぎ、例年にないほどの早さで春が本格的になってきています。梅も桜もすっかり散り、スモモはほぼ満開、ただいまサクランボと桃が開花期を迎えております。自宅から裏の畑に出ると、果樹園の開花の具合がよくわかります。こちらはサクランボ、4月14日現在の佐藤錦の状況です。





早生種の紅さやかや、晩生種なのに開花が早い紅秀峰などはすっかり満開に近い状態ですが、佐藤錦はちょうど開花を迎えた頃合いです。霜の害も紅秀峰がとくに顕著のようで、おそらくは半減となる見通し。幸いに、主力の佐藤錦はそこまではいかず、今のところ二〜三割の減といったところでしょうか。

もう一つ、桃の開花の様子です。まずは、8月上旬の「あかつき」です。こちらはちょど開花期を過ぎた頃合いで、4月14日現在では三分咲といったところでしょうか。




収穫期が少し遅く8月下旬〜9月上旬となる「川中島白桃」は、「あかつき」よりも数日遅れて開花しますので、ちょうど咲き始めたところです。



こちらは亡父が植えた老木ですので、半分が枯れて半分が残っている状況ですが、自宅からは少し離れたもう一つの園地のほうに「川中島白桃」の主力は移行しておりますので、同品種の生育の状況を知るためのモニターのような役割です。




スモモの白い花が終わる頃、プルーンも咲き始めます。今年はシンクイムシの被害をなんとか防止したいと、「ナシヒメコン」というコンフューザーを下げました。これは、「性フェロモンの特異的作用によって対象害虫の交尾を連続的に阻害し、害虫の発生を抑制することを目的と」する薬剤だそうで、直接的な殺虫効果はないものの、スモモやプルーンなどに卵を産み付けられ、のきなみ落果する被害を少なくすることを期待しています。



桃の花が咲けば、摘花作業が待っています。春の陽気に誘われて、ポータブルラジオをお供に、根気よく花摘みの日々となります。今朝から朝仕事にでましたので、いつもの定時更新はできませんでしたが、なんとか毎日更新は続けたいところです。

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