電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

平成29年を振り返る~ドライブ編&読書・音楽編

2017年12月31日 06時03分46秒 | Weblog
平成29年を、愛車マツダ・デミオXDは無事に走り抜けました。何よりも、無事故・無違反がありがたい(^o^)/
また、年間走行距離が約15,000km、年間給油量は約677L、支払額は約7.2万円で、今年の燃料消費率の平均値は 22.3km/L でした。通勤の時間帯や道路の混雑状況、運転の仕方など様々な条件がありますが、まずは立派な値でしょう。

クリーン・ディーゼルの名のとおり、前車と比べても経済性は充分に満足できますし、走行性能面も、高速道路でのロングドライブで追い越し車線をガンガン走り抜けるようなスタイルにはもう少し車格が上の車が適していると思いますが、自動車専用道路等で隣県へお出かけならば立派に合格です。DPF 再生の頻度が少々多くなったかな、とは感じますが、年間を通して見た燃費にはほとんど影響していないようです。



続いて読書編です。例年のとおり、テキストファイル備忘録から読書記録を抽出してみると、次のとおりでした。

$ awk -f book.awk memo2017.txt | sort
2017/01/05 宮城谷昌光『湖底の城~呉越春秋(7)』読了
2017/01/07 香月美夜『本好きの下剋上』II-1読了
2017/01/08 香月美夜『本好きの下剋上』II-2読了
〜中略〜
2017/12/10 宮城谷昌光『楽毅(四)』再読了
2017/12/17 香月美夜『本好きの下剋上』II-1再読了
2017/12/24 香月美夜『本好きの下剋上』II-2再読了
計 102 冊

同様にして、再読了の冊数を調べると、

$ awk -f book2.awk memo2017.txt | sort
〜中略〜
再読了の計 74 冊

となります。したがって、再読了の比率は 72.5% となります。以前は、たしか40~60%台だったはず(*1)ですので、今年は冊数は増えたものの、お気に入りの本を再読するケースが多かったと言えます。

今年の収穫は、ノーベル文学賞の受賞を契機に読んでみたカズオ・イシグロ『日の名残り』、帚木蓬生『天に星地に花』(上下)、加藤浩子『ヴェルディ』、香月美夜『本好きの下克上』シリーズ、などでしょうか。

演奏会は、山響こと山形交響楽団の定期演奏会と山形弦楽四重奏団の定期演奏会は、なんとか時間をやりくりして全部を聴くことができました。特に印象が深いのは、シプリアン・カツァリス(Pf)さんとの共演によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番(第261回)や、ラターの「マニフィカト」やモーツァルト交響曲第41番「ジュピター」(第259回)などでしょうか。室内楽では、モーツァルトのクラリネット五重奏曲やドヴォルザーク「アメリカ」などの有名曲を聴いた楽しさとともに、メンデルスゾーンの第5番やブラームスの第1番、ベートーヴェンの第4番などの弦楽四重奏曲を聞けたことに加え、当方あまり馴染みのなかったヒンデミットのクラリネット五重奏曲など、貴重な音楽体験となりました。そうそう、ハイドンの弦楽四重奏曲全曲演奏という目標も、残り少なくなってきたとのことで、今後の演奏会の機会を大事にしなければ! 他には、ヤンネさんの演奏会で、ドビュッシーのヴァイオリン・ソナタ等を聴く機会がありました。あれも良かった〜。

新年も、なんとか健康でたくさん演奏会に通えるようにしたいものです。

(*1):再読率の増加は何を意味するか~「電網郊外散歩道」2014年3月


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