電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

敬老の日、高齢就業者906万人のうちの1人か〜自覚はなかったが

2021年09月21日 06時00分01秒 | 季節と行事
9月19日付けの総務省の統計トピックスNo.129(*1)によれば、高齢者の人口は3,640万人と過去最多となっており、総人口に占める割合は29.1%で世界最高だそうです。そのうち70歳以上が22.8%で80歳以上が5.2%ですから、70代が17.6%ということになります。

いっぽう、高齢者の就業者数は17年連続で増加し、906万人と過去最多となっているとのこと。高齢者の就業率は65歳以上の人口に占める就業者の割合で定義され、25.1%だそうです。つまり、65歳以上の高齢者の4人に一人は就業しているということになります。どういう分野で働いている人が多いかというと、卸売業、小売業、農業、林業などが多いそうで、言われてみれば私も今年はこの中の「農業」に該当するみたい。

男女の合計で年代別に見ると、60〜65歳で49.6%、65歳以上で25.1%、70歳以上で17.7%の就業率となっており、このうち役員が110万人、自営業主・家族従業者が275万人、役員を除く雇用者が510万人とのこと。うち正規の職員・従業員は120万人で23.5%、残りの350万人(76.5%)がパート・アルバイト・嘱託等の非正規の職員・従業員となるのだそうです。

65歳以上の区分に入る私たち夫婦は、年金生活で暮らせないわけではないけれど、暇を持て余して生活不活発病で倒れるよりも、体を動かして美味しい果物や野菜を作り、自分たちの生活を豊かにするように過ごすと同時に、ご近所・親戚・友人・知人に喜ばれるほうが嬉しいものです。また、定年退職前の仕事でヘルプの依頼が来たときには、自分の生活で可能な範囲で、かつ若い人の仕事を奪わない程度にお手伝いできれば幸い、と考えています。さて、このような生活は何歳くらいまで続けられるだろうか。健康であれば、願わくは原爆症で7回の手術を受けながら最後まで果樹園農業を続けた亡父と同じ年齢までは続けられたらいいなあと願っているところです。



昨日は、敬老の日ということで、お嫁に行った娘夫婦と孫たちからプレゼントをもらいました。ワインとプレスバターサンドと可愛らしいカード。ありがたいことです。

(*1): 総務省統計局:統計トピックスNo.129 統計からみた我が国の高齢者ー「敬老の日」にちなんで


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