当時の化粧は現在と異なるはずです。演出とありますが、所作はどうだったのでしょうか。糺しの場面からの再現で、片手落ちで、せっかくの舞台なので、全体を網羅してほしいです。また地謡の歌や歌詞はどうだったのだろうか。 とても興味深いです。今回は博論で舞台について研究した茂木さんと同じく博論で衣装考証をした古波蔵さんの研究の成果が生かされたのですね。 トータルに総合演劇としての他の要素も検証した舞台の再現を . . . 本文を読む
「姉妹敵討」や「忠孝婦人」とも異なり、女性たちが敵討に参上。琉球王府時代に異性装は注目を惹いたことが推測できる。ありえないキャラクターの登場は、姉妹敵討はあきらかに当時の日本国からの翻案で、しかし同様にリアルにはありえない物語を仕組んだようだ。フィクションなり物語は時空を、境界を越えていく事例とも言える。 「歌舞伎の元祖は、出雲阿国(いずものおくに)という女性が創始した「かぶき踊」であると言われて . . . 本文を読む
確か1838年の「冠船躍方日記」には、具体的な舞台や演技者についても記録があったと記憶している。崎原さんの博論を読むと、出演者のキャラクターについても説明があり、また舞台は確か筵の上でなされたと記憶している。 今回の研究公演は、とても印象深く、面白かった。特に衣装に見ごたえがあった。舞台に筵は敷かれていなかった。 乙樽の宮城茂雄は唱えも宮城能鳳さんの太い声音の吟使いと異なり高音でよりフェミニン、こ . . . 本文を読む
主演女優は上間初枝さんです!劇団乙姫が上演した懐かしい舞台の写真にはきさ子さんも子役で登場しているのですね。チラシの中の愛らしい女の子です。お母さまとごいっしょに舞台に出たのですね。 ただ1974年には彼女は20歳になっているので、チラシの舞台は1960年前後の舞台写真ですね。んんん、観たいけれど~。 沖縄伝承話資料センターがあるのですね。新城京美さんの語りも機会があれば拝聴したいです。12月16 . . . 本文を読む
劇団「うない」が国立劇場おきなわ大劇場で上演しています。団長の中曽根律子さんはもっと稽古がしたかったとお話しされ、演出家として不満をもらしていた作品です。しかし花道も使った舞台はなかなかに見せる聞かせる舞台でしたね。 国立劇場の自主公演は稽古量が圧倒的に少ないのでしょうか。本番を含めてわずか16日間で仕上がる舞台です。乙姫劇団が那覇市民会館で上演した舞台も観ました。スケール感が凄いと思いました。 . . . 本文を読む
スマホのナビを使ったら国道58号線ではなく、高速ルートを案内した。それにそって走ったら確かに45分内に着いた。 それにしても、那覇から読谷は遠いと感じる。帰りも同じ逆ルートだったが、ただ久茂地に寄る要件があったので、高速の西原口から新都心に向かった。 普段あまり遠出しないので、読谷が遠く感じられた。返還された読谷飛行場跡が広大に見える。アメリカ留学から戻った一時期、Yさんと一緒にメリーランド大学で . . . 本文を読む
国立劇場おきなわの舞台は三間四方になっていません。首里城内や龍潭池の仮設舞台で上演された三間四方の舞台が観たいです。また王府時代の組踊を継承してきたのが金武良章さん方の仁風会ですね。 仁風会の型が再現されるのでしょうか。 舞台の古い形態は多良間島の舞台の形態に類似かと推測しています。三方から舞台を観るのびやかさを味わってみたい。 国立劇場おきなわ自主公演の出演者、なぜかいつも同じ顔触れが並ぶことに . . . 本文を読む
実現しなかった新作組踊「琉神マブヤー」より、手堅い奨励賞の新作組踊なんですね。 最近、新作組踊は闊達で〜。ただ新しく創作に挑戦するのは、伝統芸能の創作講習会や大学での伝統芸能創作科目が提供されてもいないので、厳しいですね。 琉球歌劇や時代劇、史劇の創作も闊達になったらいいのですが、そのための創作推進の文化行政は弱いようです。新作沖縄演劇賞など、ジャンルは伝統演劇(組踊、沖縄芝居)から現代演劇まで網 . . . 本文を読む
(つぶやき)しかし、村芝居はまた吉田妙子さんと観に行く予定だ。ところで真喜志康忠生誕100年記念公演は大成功には程遠かった。全体の総括をするために実験劇場から舞台録画DVDが送られてくるのを待っているが、写真も送られてこない。 60万ほどの赤字で個人的に30万の支払いをという事になった。20万は振り込んだが、全体の総括のために録画DVDを観て、制作や実演、リハを含め全体を捉え返す必要があり、もう三 . . . 本文を読む
ブログは無料で公開サイトなので、この間のブログ内容は、自由に開放されています。アクセス分析を見るとどの項目が読まれているか、データが見えます。それで時々誤字脱字などの修正をしています。今沖縄では新しく琉球芸能についての公の概観のまとめがなされていて、どうもその方々はこのサイトを訪問しているのですね。利用するのはいいのですが、しっかりただ盗み取るのではなく、註釈をつけて論稿に記載する誠実さは示してく . . . 本文を読む