(残暑の空、入道雲)
空を見上げる!
日が沈む前の空
いつも見慣れた空
<キャンパスから見た空>
<車を運転しながら撮った空>
空の彼方に飛んでいく鳥の群れ
心は飛んでいける
大事なものを大事にしないといけないよ
と電話がきた!
何かを忘れていたような日々に
さようなら
. . . 本文を読む
≪闇と光≫
ひねもす台所に立つ者は
贖罪のようにそこにいる
積み重なった記憶は
あれはすべて嘘だったのだと
振り切ろうとするが
切れないものが残るのか
あいまいなものが
そこに
ありつづける
ひやくがわっさんたんや
と聞こえた
あのことば
ひやく
その日の運が悪かったという
ことらしいのだが
あの
毎日
野の花を持ってきてくれた彼女
いっしょにヤマモモを採りにいった彼女
いっしょに . . . 本文を読む