志情(しなさき)の海へ

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日本語字幕がついていて分かりやすいです!Nationalism vs. globalism: the new political divide | Yuval Noah Harari

2019-08-09 13:42:48 | 真実の在り処
これは前にもUPした覚えがあるのですが、今テストを採点しながらまた拝聴していたら、日本語字幕がついていて、とても分かりよいです。
国家が虚構であり、国家は痛まない、苦しまないがXX人が苦しむのだという言及など、わかりやすいです。虚構と現実の落差があります。
ポスト真実の概念に否定的ですね。ポストはその後ですから、じゃーいつが真実の時代かというと、おかしいですよね。今もそうだとの発言はその通りに思えます。じっくり吟味したい発言です。

Nationalism vs. globalism: the new political divide | Yuval Noah Harari
テーマはグローバリズムとナショナリズムですが、一国でこの地球社会の問題を解決することは不可能で、グローバルガーバナンスとそれぞれの国や地域の国有のアイデンティティや共同体との連携も話しています。反グローバリズム、反ナショナリズムの単純な構造ではないですね。
 話の中身は多義におよび、AIや科学技術がますます進展する中でアルゴリズムが人間よりデーター処理としても力を持つであろう予測もー。虚構とリアリズム、フェイクの問題は聖書そのものがフェイクで、と会場に笑いもー。
心と身体、意識と内なる環境、外の環境から内へと探求が続く。生態系の崩壊もカタストロフィーもありえる地球の現在から未来へと、必ずしも明るくない言葉が述べられるが、そこに可能性を見出すとすると何か?と問う。
自殺で死ぬ人間の方がテロや戦争や病で死ぬ人間より多いということは、20世紀の戦争と暴力の世紀よりいいのだとの発言もあった。
 真実とは何かの大きな問い。リアリティーの変革、恐ろしいほどの科学技術に直面している事実もある。いかに大災害が起こりえないように、知恵を出し合うか。破壊から創造へと繰り返してきた人類史、しかし後戻りできない、壊滅的な未来もありえる。次のステップは内なるもの、身体と脳のコントロールに向かうとの予測。Body and Brain、Consciousness.

一方でチョムスキーの発言は、もっと現実的な世界のカオスに切り込んでいますね。南北問題に変わりはなく、南は残酷にも収奪されている、の観点は変わりません。誰が苦しみ誰がプロフィットを得ているのか~。

 歴史の不公平があり、貧しい国々が科学技術や変化の打撃を受けやすいとユヴァルは誠実に答えている。英語字幕も日本語字幕も読めるが英語で明快に論じている。また拝聴したい。


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