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志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

「つかざんサンエー」に行ったついでに二階の田園書房へ。来年の手帳と一緒に思わずFACTFULNESSと21Lessonsを買ってしまった!

2019-12-09 18:48:24 | 書評

両書とも、アマゾンのメールで案内があって特に21 Lessonsは英語バージョンを学生たちと読みたいと去年思っていて、Kindleバージョンを申し込もうと思っていたゆえでもある。Yuval Harariさんの発言はYouTubeで結構拝聴していて、氏の言葉の明瞭さと警告、情熱的な語りに魅了されていたので、最新の著書の翻訳版は『ホモ・デウス』もBook offで見かけたが、この21 Lessonsにはなぜか手を伸ばした。翻訳を読み始めたが、言葉がみずみずしい。なかなかじっくり読めないままだがー。

FACTFULNESS の著者は学生に推薦しているTEDですでにお話は拝聴していて、人気のある方だが、データはすでにやや古くなったのではないかと思え、購入しなかった。英語バージョンもある。そちらは英語の勉強にもなるので、学生にはいいかもしれない。しかし翻訳を買った。

FACTFULLNESSよりAI関連の問題や監視資本主義の動向など、それは遺伝子組み換えも含め、むしろYuval Harariさんの著作の方が現代から未来へ、示唆に富む書籍に違いない。

FACTFULNESSは21世紀現代の世界の状況に対してどちらかというとポジティブ、肯定的は数値化である。日本の場合長寿国だが、所得はアイルランドより低い国になって国民が貧困になっていることがデータで提示されている。安倍政権は経済的に多くの国民を不幸にしているのである。しかし、チョムスキーさんたちが世界の問題と指摘している人口問題、核兵器の脅威(地球滅亡のシナリオ)、気候変動(地球温暖化)、監視社会、グローバル企業の独占、ITやAIの脅威、民主主義の変質などについては言及していない。視点の持ち方の問題の提起だろうか。しかし具体的なデーターを通した世界認識は必要に違いない。

毎日瞑想しているというユヴァル・ノア・ハラリさんの言説の柔らかさ、鋭さをじっくり柴田裕之さんの翻訳で味わいたい。まだ全部読めていない。すぐ時間を取りたいが~。一部読んだ印象としては翻訳の表現はいいようだ。明確と明瞭とでは明瞭がいいと思ったが~。

 


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おや? (ブレヒト)
2019-12-14 06:20:23
傾倒しすぎでは?
こういうのもありますよ。

http://www.diplo.jp/articles19/1905-02Sapiens.htmlhttp://www.diplo.jp/articles19/1905-02Sapiens.html
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おや?  (ブレヒト)
2019-12-14 08:50:06
ごめんなさい。
リンクが無効ですね。

http://www.diplo.jp/articles19/1905-02Sapiens.html

これは、どうでしょうか。
返信する
ご紹介どうもありがとう‼️ (nasaki)
2019-12-14 09:21:01
「サピエンス全史」が世界で800万部売れたというのは凄いですね。
Youtubでのお話をフォーローする限り、無神論者で、物語、フィクションで多い尽くされてきた人類史に新たなメスを入れ、科学技術など遺伝子工学やテクノロジーの現在の問題を指摘し、なぜかアルゴリズムが強烈な印象です。
しかし瞑想に日々2時間‼️
批判的論評がどうなのか気になっています。
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