
わたしたちは身に危険を覚える対象を押しつけられてこの島に生きている。いつ、どこで、最悪なことが起こっても不思議ではない島の時空の中に生きている。快活に日々を過ごしているような日常のサイクルの中に生きている。爆音をがなり立てるF22やF35やF15やヘリ、あのオスプレイは我物顔で飛びかっている。キャンパス上空も気ままに飛びかうのだ。小さな島の空を海を陸を我が物顔に、つまり地上に住む者たちをYellow Monkyと見なしながら彼らは王の振る舞いをする。この島では誰がマスターで誰が奴隷か?基地は治外法権で、外国の領土がそこを支配しているのである。