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この「密航者」も沖縄本土復帰50年企画となっています。戦後沖縄の歴史の断面が取り上げられているのですね。なぜ復帰へと沖縄が突き進んでいったのか、その背景に迫っています。アメリカ統治時代の琉球政府は、行政・司法・立法の三権が分立し、司法権を行使していたことなど、国家的要素もかなりの範囲で認められていたので日本の他の県とは異なっていました。
祖国復帰50年、沖縄返還50年、日本復帰50年、本土復帰50年と、50年の復帰記念に関して、名称は多々ありますね。「祖国復帰運動」の6文字が新聞でよく取り上げられていた記憶が残っています。今年は、復帰後の沖縄の50年を捉えかえす、足元を見つめ直す記念の年になりそうです。
以下の沖縄県公文書館にはその詳細な歴史の痕跡が紹介されています!復帰50年だけではなく、小さな琉球王国が明治政府に併合されて以来、この間の歴史の詳細がデータと共に提示されています。明治12年の廃藩置県から今年で143年目です。145年目【2024】や150年目【2029年】にはまた様々な催しがあるのでしょう。
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