
先週県立図書館に行ったとき撮った桜です。桜満開ですね!
ピンク色一色にこころがピンク色に染まった日
目白がピンクの桜並木のお客様でお似合い
花と蝶、桜と目白に、華やぐもの
(つぶやき)
冊封使一行の代表は美しい桜の花のような女性たちを愛さなかったのだと童さんは解説している。一方でそんなことはない。冊封副使の叙葆光も王府が差し出した美らジュリと愛し合ったのだと、歌・三線の美に引かれる男性の方は話した。どちらが真実なのだろうか?謎のままだ。薩摩の在番は官選美人ジュリを現地妻にしたが、半年、あるいは八ヶ月滞在した冊封使随行員が辻に入り浸ったこと、天使館にジュリが出入りしたことは史実になっているようだが、さて筆頭の正使はどうだったのだろうか?琉球から福州琉球館に送られた士族の位の高い方々がどうも中国の遊里に遊んだのは確かだね。逆は真なりではなかったのだろうか?辻の妓楼の名称は中国系、薩摩系、琉球系の三つに分かれている。それぞれの顧客が異なっていた近世の素顔を現しているのだね。
官位の高い外交官は李王朝やベトナムでどう歓待を受けたのだろうか?琉球では、美らじゅりと愛しあうことはなかったのだろうか?『子夜歌』は愛の詩である。想像だけの愛の詩だろうか?というのが疑問である。冊封使たちは琉球の美女と愛を交わしたのか否か?中・琉関係史を専門にやっている教授は、「高等弁務官」が娼婦を愛することはないだろう、と話した。しかし相手がヘタイラのような芸妓だった場合どうなのだろう?真実はどこに?官選美らジュリが、売笑婦と同一ではなかった歴史があった。