志情(しなさき)の海へ

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佐喜眞美術館:10月11日:ギャラリー・トーク&沖縄の歌と踊り 「でいご娘&多嘉良和枝」

2017-08-09 22:41:23 | 表象文化/表象文化研究会

佐喜眞美術館で、写真展があり、トークと歌、踊りがあるのですね!8月は戦争が迫ってきます。

ところで「でいご娘」は「艦砲の喰い残さ」で有名ですね。多嘉良和枝さんは、養母カナが戦場をさ迷ったツラネに基づいて一度創作しています。今回ソロで戦場をさ迷った狂気、怖れ、まぶいが落ちた虚脱感の地獄図を再現するのでしょうか?

舞踊家としての多嘉良さんの独特なコンテンポラリーダンスは味わいがあります。歌者としての声音の魅力もありますね。研究会があり、15時から参加は厳しいかもしれないのですが、可能なかぎり、トークを拝聴し、歌、踊りも堪能できたらと考えています。

 

 艦砲の喰え残さ (転載です!)たるーの島唄まじめな研究
かんぽうぬくぇーぬくさー
[kaNpoo]nu kweenukusaa
艦砲射撃の喰い残し
語句・くぇーぬくさー 食い残し。<くぇーぬくし 食べ残し。 語末の「あー aa」は 「・・の奴」「・・の人」と擬人化的表現。「食い残されし者」くらいの意味。

作詞作曲 比嘉恒敏

一、若さる時ね戦争の世 若さる花ん咲ちゆさん(若さる花ん咲ちゆさん)家ん元祖ん親兄弟 艦砲射撃の的になて着るむん喰えむんむるねえらん スーティーチャー喰で暮らちゃんや (うんじゅん我んにん 汝ん我んにん艦砲の喰い残さ)


ニ、神ん仏ん頼ららん 畑やカナアミ銭ならん 家小や風ぬうっ飛ばち戦果かたみてすびかって うっちぇーひっちぇーむたばって肝や誠どやたしがや


三、泥の中から立ち上がて家庭もとめて妻とめて産子生まりて毎年産し次男三男ちんなんび哀れの中にも童ん達が笑い声聞ち肝とめて


四、平和なてから幾年か子の達んまぎさなて居しが射やんらったるヤマシシの我が子思ゆるごとに潮水又とんで思れ 夜の夜ながた目くふぁゆさ

五、我親喰わたるあの戦我島喰わたるあの艦砲 生まれて変わても忘らりゆみ誰があの様しいいんじゃちゃら 恨でん悔やでん飽きざらん子孫末代遺言さな

******************以下引用です!

「絶望の山に分け入り、希望の石を切り出す」

の言葉を遺したマーティン・ルーサー・キング牧師は次の言葉も遺している。

「最大の悲劇は、悪人の圧政や残酷さではなく、善人の沈黙である。」

私たちが現実を凝視し、考え、そして行動しなければ、最大の悲劇が起こるの
である。

考え、そして、行動すること。

この重大性を見つめる必要がある。

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
満席御礼 (喜久川ひとし)
2017-08-12 22:03:42
佐喜真美術館でのトークショー及び
琉舞と歌のライブは
興南高校の試合がかち合ったにもかかわらず、
満席、立見の方までいらっしゃいました。
満席御礼を、この場を借りまして、申し上げます。誠に有難うございました。

でいご娘キーボード担当
日本シンセサイザープロフェッショナルアーツ会員喜久川ひとし
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良かったですね! (nasaki)
2017-08-12 23:36:07
「でいご娘」のソロのライブもさらに盛況であるよう念じていますね!「艦砲の喰え残さ」は戦後沖縄を代表する歌ですね。ことばの力を感じますね。
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