
分厚いThe Untold History of the United Statesの本のポイントが日本と深い関係があるのはつまり広島、長崎への核爆弾投下は軍事的に不必要であったし、倫理的に自己弁護できないと Oliver StoneとPetere Kuznickは主張している。
ソビエトではなく、USこそが冷戦を永続させたその責任は重い。右翼独裁者を支持して選挙で選ばれたリーダーを倒し、殺人鬼の軍人を養成し、何百万もの人々を貧困に陥れ、USが支持した反ソビエトのイスラム教原理主義者たちはUSに反旗を翻し、US大統領は特に戦争時に憲法や国際法を踏みにじってきた。USは脅すために何度も核を振り回し、恐るべき核戦争の脅威をあおっている。などの主張が展開されている。イスラエル寄りの政治手法もまた指摘されているようだ。これを機会にオリバー・ストーンの映画を意識的に見てみよう。
アメリカ内部からこの間の政治手法の問題が問い糺されている。広島・長崎は不必要だった!NHKが取り上げるのも納得できる。