戦争が限りなく大きなテーマとして追求されざるをえない私たちの人生なのかもしれませんね。昨今著名な歴史哲学者のユヴァル・ノア・ハラリさんは三つの人類の脅威の一つに核戦争をあげています。環境・遺伝子組換を含めた脅威、AIなどデジタルテクノロジーを含めた科学技術の脅威の中で、潜在的に戦争、地球を絶滅においやるかもしれない核戦争は常に無意識に「怖い」存在としてありつづけます。
そして75年前の世界大戦、続く局地的な戦争、身近で起こってきました。『沖縄「戦後」ゼロ年』も記憶に新しい沖縄で、辺野古では毎日のように、戦争(や防衛)のための基地強化の埋め立てがなされています。
表象としての戦争のテーマが作品として映像に具体的はパフォーマンスにどう結実されているのか、山城さんの作品はいつでもスリリングです。
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