
へり墜落事故の現場を見に行った際沖国大近くで見つけたフェンスの網目をくぐって咲いているアカバナー。(S 氏が添付で送ってきたアカバナーの花です)
これが表現!とS氏!なるほどです。フェンスをくぐり抜け咲いたアカバナーの花
少し花は傷んでいるようにも見える。しかし目を惹くアカバナー、君の傷んだ愛らしさは
挑発的にも見えそれでいて賢明に生きている花そのものの主張にも見え、島のフェンスの内外
が垣間見え、ああ変わらない67年間を意識させられ、やれやれ、パレスチナと変わらないのかもしれないのだ
と忸怩たる屈辱のような苦味がこみ上げてくるような、それでも生きている、生きていることの勇敢さをむき出し
にそのままそこにある、そして確実に枯れて落ちる花に自らを投影させたりする。フェンスはまたね、とでも声をかけるのかな?!