志情(しなさき)の海へ

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「目からうろこ」で他のサイト逍遥の中で感じたこと!

2010-09-04 12:59:08 | 社会時評
PCを立ち上げるとYahooの表になる。だから以前のMSNとかGOOGLの表紙ではない。久しぶりにLivedoor系列のブログに行き着いた。それがかつての噂の真相編集長、岡留安則氏のブログである。「『東京ー沖縄ーアジア』幻視行」が氏のブログのタイトル!初めて覗いてみた!「阿修羅」のサイトのように民主党の代表選では圧倒的に小沢一郎贔屓の論調である!今朝(2010年9月4日)琉球新報の文化欄で「沖縄幻視行」のコラムが掲載されている。その前の時評も興味を持ったが、氏が沖縄在住のかつての大物編集長ということは頭の片隅にあったが、昨今の日本の「政治時評」の中では読み応えがある。沖縄の新聞メディアの面々も結構アンテナを張っているのですね、と感心するひととき。最も偏向報道過剰と日本のウヨ漫画化や桜井女史に批判されながらも、地元の新聞沖縄タイムス・琉球新報には踏ん張ってもらいたいと思っている。大手の読売、毎日、産経など中央の日本ナショナリズム中軸報道とは断然異なるわけで、沖縄の欲望なり声なり本音を主張し続けるスタンスは当然である。
<写真はインドのカタカリダンス>

実はこの沖縄から発信される報道にこそ、日本の将来を指し示す論調がありえるのかもしれない。

ジャーナリスト岡留安則の論調は沖縄の視点からどちらが少しでも未来にいい展望が持てるかという視点の展開である。昨今の民主党代表選が「小沢ー仙谷」の内部抗争だと、見出しにも!最近メディアでよく顔が出ていた、岡田、前原、北澤大臣たち、また平野前官房長官を含めた連中が、従来の自民党政治の踏襲をしているにすぎないこと、特に普天間・辺野古問題への対処の仕方に多くの沖縄の人間はすでに彼らの顔を見るだけで辟易しているにちがいない。それはワタシも同じ!彼らの論を封じ、「新たに沖縄に基地を造らせない」いかなる努力の痕跡も見せない優秀?な日本の官僚たちのセンスを360度変える大胆な取り組みができそうな政治家としての小沢さんに少し期待したい。

自衛隊で自国を防衛する、という発言が沖縄の自衛隊基地増強なら認められない。しかもアメリカの核の傘の下というのが安保の大きな位置づけである限り、それは憲法論議になっていく。以前国連中心の軍事態勢ということに言及していた小沢さんにその点から興味を持っているが、国連は第二次世界大戦の戦勝国に特権を与える不合理の上に成り立ったシステムであり、世界平和を目指したとき、かなりの道のりがありそうだ!アメリカが世界の警察官を買って出て、世界に君臨する今の体制にどう中国がからんでくるのか、まだ視界は不透明である。アメリカが中国の動向に神経をとがらし、おそらくは衛星による監査を強めているのも事実だろうが、さて日本は、沖縄の未来はどうなるのだろう?沖縄社大党が自治州を綱領に入れるということも東京の知人からの電話が伝えてきたりしたが、独自の自治を目指す方向が、沖縄の将来に明るい展望をもたらすのかもしれない。日本の一部である限り、従来通りに餌食にされ続ける、という事に他ならないならば、それを拒絶するいかなる手段・方法でも模索すべきである。

そういえば東京からの電話は、「沖縄の大学知識人、佐藤学や我部氏などは、世界の状況(情勢)論は書いても、沖縄からの視点や強烈な未来へのベターな政策など何も提示していない。むしろ鳩山さんの方が良心的だった」と言いきった。その辺のことに詳細にコミットしていないゆえに何とも言えないが(直観的感性になってしまう)、ただ貴族的大学知識人たちより、彼(電話の君)や在野の詩人や小説家やジャーナリストの視点(ことば)に目を耳を傾ける必要があると感じているのは確かーーー!!またネットで懸命に論陣を張っている方々のネット・グラスルーツを信頼したい。またアメリカではZNETなど、強烈にアメリカ帝国の動向に注視しながらその解体に向けた論陣やネットワークの拡張を目指しているようだ!

横須賀のアメリカ基地で米軍の情報戦略は日本のあらゆる出版物を検閲し誰が、どの組織が反米か綿密にチェックしている!のも確かだろう。それがスパイ活動である。米軍基地はあくまでアメリカの権益を保持することが第一の任務である。日本はアメリカにとって体のいい政体(傀儡)なのかもしれない。情報戦争の凄さはまさに電波戦争そのもので、宇宙開発も絡みながら複雑(単純)に凌ぎを削っているのだろうね!

岡留さんの論によると小沢バッシングの存在や既成通りの日本の政治の在り方で、例えば総体予算の組み替えが実際できるのか、天下りの根絶ができるのか、辺野古を完全に移設なしにできるのか、その辺が気になる。

アメリカの状況に関しては以前沖縄タイムスで論評を掲載していた金平茂紀の「NY発・チェンジング?アメリカ」のブログは興味深かった。アメリカ知識人の沖縄の基地問題に対する発言なども、「戦後65年の現況ははっきり差別の構造の中にある」と、指摘している。日本の沖縄差別の政治・社会・文化暴力装置は変わらないのである!それらを見据えず、戦後の日本の歴史を生きてきた日本人、ならびに啓蒙的立場?真実(事実)を追求するメディアや日本の多くの大学の知識人?層は何をしているのだろうか?自由・平等・真理の追究!これらの美しいシンボルが世界、日本、沖縄のあちらこちらで泣いている、のが真実(現実)なようだ!さて足元は寒過ぎて、火山のような頭と反比例する、それでも、そうそれでもーー!



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