(琉球新報2015年7月22日、共同通信社配信)
護憲60%、されど安保容認で、沖縄に米軍基地必要が74%は皮肉にも沖縄の米軍基地全国で74%に匹敵する。辺野古中断が63%の数値はメディアも含めた沖縄のこの間の闘いや情報発信の影響がうかがわれる。さらなる世界への発信が要求されている。安全保障の問題になると保守的な構えになることが浮かび上がってくる。世界で最もアメリカに親近感を持っている数値とも関連するのだろうか?日本(人)は戦争で広島、長崎に原爆を落とした米国とその文明、文化を好んでいるということになる。世界の警察国家アメリカへの依存がこの70年間の平和を維持したとの一定評価だろうか?。グローバルスタンダードとしてのアメリカの価値基準がある程度評価されている一方で将来的にアジア諸国との友好関係が趣向されていることは21世紀がアジアの世紀といわれる所以であろうか?
沖縄はもっと日本への情報発信、世界への発信、身近なアジア諸国の人々との交流を推進していく必要があると言えよう。米帝国主義的政府や軍隊の動向とは別にアメリカ文化そのものへの好感度は高いということを示している。TPPを日本(人)は受け入れるのだろか?アメリカの51番目の州を目指すのだろうか?日本ナショナリズム【日本文化】への傾倒が深いゆえに、そうはならないと考えるが、アイロニーもやってくる。他国から攻められてきたら非暴力で抵抗するという数値が41%で高く、続いて逃げるも16%で多い。武器を持って闘う数値は29%。日本人は戦争は嫌だ(戦争は回避する)とはっきり示している。【沖縄の米軍基地74%は異常だと認識してほしい。】
将来的にアジアの一部、ユーラシア大陸の一部としての日本になっていくのだろう。そのためにはもっと近隣諸国との友好関係を深めないといけないですよね。