



このチラシには史実と史劇とあります。琉球史劇となぜ表記しないのでしょうか?琉球歌劇があり琉球史劇があるのですよね。琉球史劇保存会があってもいいのですが、できないですね。史劇の方が組踊より面白いです。組踊では多良間の組踊「忠臣仲宗根豊見親組」が迫力があって最高です。三間四方のオープンステージは観衆とも近く、本来、組踊はこうでなくてはと思います。国立劇場おきなわの舞台は本来の組踊劇場としては欠陥劇場です。能舞台の自然の光を入れた様式とも異なる、オープンステージ、多良間のような形態が取れないのは、やはり何かが欠如した舞台ですね。組踊だけに徹した舞台を設立できない沖縄の事なかれ主義でしょうか。マルチ芸能館です。むしろ沖縄芝居にいい舞台で、それでもスケールは小さいですね。
組踊をメインに琉球舞踊、古典、民謡、沖縄芝居と意気盛んです。でも芝居が元気がなく、プロデュース形態になって同じ顔があちらでもこちらでもの状況は寂しいですね。国立劇場の芸術監督も金城さんへのバトンタッチが決められて、舞台出演が誰よりも多いのでしょうか?それも味気ないです。幸喜先生たちが嘉数さんを芸術監督にするためにプロットを作ったようにビジョンがすでにあるのは、ある面、いいようで、問題含みですね。候補者は数名出して、競演させる方向性が好ましいいと思うのですが~。