志情(しなさき)の海へ

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複雑な社会、インフォウィルス、ソーシャルウィルスが席巻しているこの社会?

2020-08-09 23:21:16 | 世界の潮流

ガリレオの時代も、WWIIの時代も、今も、本質的な点では変わらない?本質とは何か?半永久的なパターン化されたものなど、貫かれる法則があるのだろうか?

画一的な社会は怖い。事実や真実は一つではない。一つの確たる原理があるのかどうか、地球惑星なり宇宙の原理が貫かれていると見なすことも可能なのかもしれない。

一方で科学技術の発達があり、社会史の推移に多様性があり、一律ではない。チョムスキーは『人間は創造する存在』と定義したが創造はまた想像を伴う。一国家で成り立たないこの地球社会、されどまだ国家の枠内の市民権を持ち、地球市民権の理念の中に生きている。

複雑な社会 、ますますグローバル化する地球惑星、此処にいて彼方と繋がっている‼️しかし、国民国家の枠内の軛に繋がれている~。

しかし、越境できる移動の自由は持っている~。XX人であってYY人になり、地球市民として生きることも可能で、もはやZZ国民に留まることも、そこから逸脱することも可能~。

しかし、現実的に地球市民権が個人を守護することはまだ容易ではない。国民国家内で市民権が守られている。

現象 、この社会を覆う空気、コロナパンデミックが覆う世界の空気は複雑怪奇~。多様な情報が氾濫し、国際機関が信頼するに値いするかどうかも、懐疑的(スケプティカル)skepticalになっている。国家中枢の指針さえも明瞭ではない。

国家によっての対応も個々に違いがある。そして右往左往させられる個々の市民。命を個々の過去現在未来を守るため、各々にインフォウィルス、ソーシャルウィルスと格闘せざるをえない。

コロナパンデミックのみならずインフォデミックが世界を覆っている今、ここから明日への道標はどこに見いだせだろうか。幻想と真実なり事実の距離はいかほどか?巨大な虚構(物語)を幾つも観念に封印しているわたしたちの実存も。ハビトスも慣習の中に封印された物語を生かされているようだ。

酒井隆史(「パンデミック、 あるいは〈 資本〉と
その 宿主」)『思想としての〈新型コロナウイルス禍〉』
(河出書房新社)を読んでみたい。


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